世界を見据える視線 [ 女子サッカー ]
オリンピック北京2008 女子最終予選 アウェイでのなでしこジャパン対ベトナム代表は
8-0の大勝でオリンピック出場権を獲得。
日本テレビの録画放送を観戦。
解説の川上直子も大橋監督も、内容は良くなかったと言っていたが、それほどでもないだろうと思う。
気温30度を感じさせないくらい選手は動けていたし、
多少ミスは目立ったものの、人もボールもよく動いて相手の穴を突けており、
前節のアウェイ韓国戦と比較にならないくらい、なでしこジャパンのサッカーは出来ていた。
あれで内容が良くないと言われたら、立つ瀬のないチーム関係者はごまんといるのではないだろうか。
確かに世界を見据える上では、見逃せないプレーはあった。
が、相手との力量差や、気温などを考えれば、致し方のない面もあったと思う。
まぁ、本番ではそんなことを言ってはいられないのだが。
本大会で活躍出来るかは、最大の弱点である、相手によるハイプレッシャーの中で、
如何に自分達のサッカーをするか、出来るかにかかっている。
ロープレッシャー下でのサッカーはもはや確立しているので、チームとして出来ることは少ない。
あとは個々のレベルアップに頼るのみだ。
日々のトレーニングの中でどれだけ本大会のイメージを持って出来るか、
そういう環境を作れるか、選手とスタッフの両肩にかかる期待は大きい。
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