時には勝利が癪に障ることもある [ その他サッカー ]
インテルのサポーターがチームを襲撃
インテルの選手にはシャレにならないが、同じ事件でもこっちの記事だと笑ってしまう。
どうでもいい試合で勝ちやがって勝っちゃいけないのかよ(笑
と、思わずツッコミを入れたくなってしまうが、もちろん論点が違うのであって
当然この前段には、ビジャレアルみたいな弱いチームに負けやがったくせに、という振りがある。
インテルサポーターは敗退に免疫がある(笑)ものと思っていたけど、
今回は対戦相手にも恵まれて今度こそは、という思いが強かったんだろうね。
パクリはドイツの彼方に [ その他サッカー ]
音楽界から最強サポ オレンジレンジW杯を歌う
おいおい、いいのかオレンジレンジで。
彼らについては紅白でも歌った代表作「ロコローション」の作曲者名が、
シングル発売当時の”オレンジレンジ”から”Carol King , Gerry Goffin”に
現在は変わっちゃたりして、怪しさ夥しいことこの上ないというのに。
作曲者名が途中で変わるなんつー事態に、一体全体どうしてなるのか?
噂されている盗作であるかどうかは別として、
オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)などと平気で言う人間を普通アーティストとは呼ばない。
そんな奴らにW杯のテーマ曲を歌って欲しくはない。
苦渋の決断 [ その他サッカー ]
チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦は、バルセロナ対ベンフィカを観る。
第1戦で選んだユベントス対アーセナルも続けて見たいが、
アウェーのアーセナルが2点のリードで迎えるこの試合よりも、
ホームバルセロナが勝つしかない対ベンフィカ戦の方がおもしろいと踏んだ。
などと苦渋の決断をしているというのに、なんでスコットランドプレミアリーグは
この日に試合を組むんだ!?
しかもよりによりまくってセルティックの優勝が決まる可能性大の試合を。
ホントに頼みますよもうスコットランド人さん。
笑え [ その他サッカー ]
なんだかいかにもな美談だが。
手話で喜びの約束果たす 絶賛されたロナウジーニョ
賞賛を浴びる選手は数多いる。
いろんな言葉を駆使して人は”代名詞”を作り出す。
曰く「爆撃機」。曰く「妖精」。曰く「闘牛士」。
だがそのものずばり、「世界最高」と言われる選手は少ない。
私がサッカーを見始めたこの10数年間で、今のロナウジーニョほど
好みの差を越えて誰もが世界最高だと認める選手はいなかった。
凄いと言われるレベルをさらに超越したプレーももちろんだが、
ロナウジーニョのイメージをよりアップさせているのが、
よく言われることだが、いつも楽しそうにプレーしていることだ。
そして自分が笑うだけでなく、人をも笑わせてしまう。
時には相手選手さえも。
私が観たあるスペインリーグの試合では、ロナウジーニョとそのマークに付いた選手が
かなり激しく当たりあっていた。
行き過ぎてマーカーの選手はイエローカードをもらってしまう。
試合が再開されようとする直前、ロナウジーニョが近寄って来たマーカーに何事か話しかけたらしい。
マーカーが思わずフッと笑みをこぼしてしまったのだ。
ロナウジーニョとて、ガチガチ当たり、削ってくるマーカーを快く思ってはいまい。
にも関わらず、当のマーカーが思わず笑ってしまうような冗談を言える懐の深さ、余裕。
日本人からすると、真剣勝負の中で笑うという行為は、どうしても不真面目な印象が持たれてしまうが
笑いに象徴される懐の深さや余裕を生み出す精神構造が、神技を生み出す素地になっているに違いない。
だから、笑おうぜ。
僕も、君も、ヒデも、俊輔も、久保も、小笠原も、宮本も、中澤も、川口、はいいや。
アジアカップ中国2004の時の半笑いで懲りたから。
アーセナルのこだわり [ その他サッカー ]
今日の深夜にチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が行われるが、
この日程が私には非常にもったいなく感じる。
なぜなら、アーセナル対ユベントス、ベンフィカ対バルセロナの
準々決勝の好カード2つが同日だからだ。
もちろん好カード基準は私の個人的なものであるが。
この2チームは現在の欧州リーグの中でも、トップクラスのポゼッションサッカー完成度を誇る。
(アーセナルは国内リーグでは不調である。これまで内弁慶と言われ続けたアーセナルが
ベンゲル就任以降最低の成績の今シーズン、CLで最高の成績をあげそうなのは皮肉だ)
引いた相手に対してパスをつなぎ、効果的なフリーランで、ワンツーで、はたまたドリブル突破で
DFを崩し、シュートに持っていく。
現在世界最高と評されるバルセロナは言うまでもなくすごいが、
ことパスサッカーという点に関しては、アーセナルの方がこだわっている。
特徴的なのが、サイドからのクロスの頻度と、終了間際のビハインド時の攻め方だ。
バルセロナは左サイドだとロナウジーニョやシウビーニョ、ファン・ブロンクホルストから、
右サイドだと主にベレッチからクロスが上がる。
だが、アーセナルの場合、サイドで相手陣地深くまでボールを運んでも素直にクロスが上がることは少ない。
あくまで、直接ゴールを狙えるエリアに崩しのパスを入れ、シュートを打とうとする。
また、1点ビハインド、残り5分というような場面でさえ、中盤を省略したりは決してしない。
丁寧にパスをつなぎ、必ず相手DFを崩してからシュート体勢に持ち込む。
得点するに到る経過にとことんこだわった結果だ。
2005年12月18日に行われた対チェルシーの試合では、ホームで02と敗れ、
内容的にも完敗だったアーセナル。
私はアーセナルのこだわりパスサッカーの時代ももはや終焉かと思った。
だが、最近また持ち直してきた。
そのアーセナルがリアリズムユベントスを相手にどう戦うのか、
今回は結局、アーセナル対ユベントスを選ぶことにする。
いやー楽しみ。
宇宙開発とタッチラインを割るシュート [ その他サッカー ]
今回等々力競技場に行って思い出したことがある。
川崎をホームタウンとするクラブがフロンターレではなく、ヴェルディだった頃、
北沢が等々力競技場の屋根を越えるシュートを放ったという逸話だ。
まさに宇宙ロケット打ち上げ軌道。
恐るべし北沢の宇宙開発力。
そう言えば、大ブカしシュートを形容する宇宙開発という言葉も聞かれなくなった。
それは取りも直さず、そういうとんでもない弾道のシュートがなくなってきたということの証左だろう。
そんな感慨にふけっていたら、やはりJリーグ創設当初のTV中継で
ある解説者が、こんな話をしていたのを思い出した。
Jリーグと欧州リーグとのレベルの違いを示すものに、
”タッチラインを割るシュート”の有無があるというのだ。
ゴールラインではない。タッチラインである。
もはや”タッチラインを割るシュート”と言われてもピンと来なくなってしまったが、
当時は1試合に数本あったと記憶している。
今ではよほど悪い体勢で撃ったシュートでない限りお目にかかることはない。
この10数年で日本サッカーは長足の進化を遂げた。
そんな日本サッカー最大の変革期と同時代を生きられる幸福感をかみ締める私だった。
既に”超えた”という評判もあるけど [ その他サッカー ]
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦バルセロナ対チェルシーをTV観戦
したが、期待外れだった。
バルセロナが珍しく攻撃的でなかったせいだ。
仕掛けはするが、その頻度は少なく、チェルシーDFの周囲をパス回しするシーンが圧倒的に多い。
対するチェルシーも、コンディションが悪いのか、
1stレグの結果から半分諦めてしまっているのか、簡単なミスを連発して攻撃につながりが生まれない。
苛立ったモウリーニョが、ジャッジに八つ当たりしているところをカメラが何度も捉えていた。
チェルシー不調の原因はよくわからないが、バルセロナの方は明らかにリスクを回避したものだ。
まぁ気持ちはわからないでもない。
でもそこであえて攻撃的に行かないと、ドリームチームと言われたクライフのバルセロナと
本当の意味で比較され得る対象としての資格は得られないと思うのだが。
川淵、自分の足下にあるものを見てみろ [ その他サッカー ]
川淵キャプテンのこの発言。
2月22日のアジア杯予選で60と圧勝したインドはランク118位で(119位の)「マルタなら70かな」ってあんた、立場弁えなさいよ。
一国のサッカー協会の会長職にある人の発言とはとても思えない。
あんたの立ち上げたJリーグの理念にはこうある。
豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与同じスポーツをする相手を見下すその態度が、心身の健全な発達へ寄与するのか?
国際社会における交流及び親善への貢献
国際社会における交流と親善へ貢献するのか?
わかっているのか。自分のその足で、Jの理念を踏みにじっているんだぞ。
私は日韓W杯の前にTVで見た、グループリーグで対戦する日本を、日本代表を見下し、
小バカにしているモストヴォイのインタビューを一生忘れることはないだろう。
現に、4年経つ今も思い出すだに腹が立つ。
結構好きだったスペインのセルタは、奴の所属クラブであるというだけで嫌いになった。
その私が川淵発言を見過ごすわけには行かない。
まったく、いい加減にしてもらいたい。