無知とは幸せ、じゃないよ! [ その他サッカー ]
朝起きてざっと新聞に目を通して中村初戦デビューを確認し、
今度はスカパーのサイト見に行ったら、こんなお知らせが!
知らなかったよ!
デビュー戦ノースクランブルで観れたんじゃないか!
ぐわーん。
平山の選択 [ その他サッカー ]
平山がフェイエノールトの練習に参加というニュースを見て、なにやら釈然としない気分だ。
何故高校卒業後、プロ入りしないで大学進学という進路を選んだんだっけ?
平山は「(渡欧は)契約が前提です」と話すなど入団テストと受け止めている。プロ入りがかなえば大学を休学予定。とあるが。
教員免許取得を目標としていたが、将来の方向性を変えた。
ワールドユースで大学サッカーの限界を感じたか、それとも
目の前に海外リーグというニンジンをぶら下げられてあっさり変節したか。
なんにせよ、フェイエノールトと契約に至るろうが至るまいが、既に平山の心は変わってしまった。
大学ではなく、プロという道に。
大学に進学して1年余り。
紆余曲折を経ながらも日本サッカー界の財産となるのか、
大器と評されながら才能を伸ばせずに終わってしまうのか。
現在のところ、私の視線はやや冷ややかだ。
大久保 -シーズンを終えて [ その他サッカー ]
大久保である。
以前スペインデビュー直前にメンタルの未成熟さを理由として、成功しないと書いた。
しかし結果は大成功とは言えないまでも、なかなかのものだった。
残留を決めた最終戦でゴールを決めていればもちろん文句なしだったが、
それでも最初と最後で強烈な印象を残し、来季に十分つながるシーズンだったと言える。
松井の成功といい、大久保の成功といい、私の予想は外れてばかりだが
大久保に関して言えば、予想とのズレが生じた理由として、メンタルにおける成長があったと指摘したい。
大久保が3得点に絡み、自身も1得点したデポル戦。
大久保の先制アシストがよほど頭にきたのだろう、「ちょっとそれはどうなの?」と突っこみたくなるような
あからさまに足を狙ったファウルをデポルDFが連発した。
大久保はそれに対して全く取り合わず、冷静さを保ち続けていた。
やはり結婚や子供が出来たことで精神的な成長があったのだろうか。
相手とやりあう場面もあるのだが、デポル戦の様子を見てしまうと
ある程度コントロールし、ある程度計算してやっているのではないかと思えてくる。
監督に実力を知ってもらう手間はもう割いた。
メンタル面の問題もクリアした。
来シーズンは開幕からレギュラーとして活躍し、リーガ内におけるステップアップの年としたい。
バイシクル見たいね [ その他サッカー ]
フランスリーグ2で「違いを作れる選手」との評価を勝ち得た松井大輔。
Jの2部でたいした活躍もしていない選手が海外で活躍できるのかという
私の懐疑的な予想をいい意味で裏切っている。
冒頭に紹介したコラムを読む限りでは、昇格争いの原動力になっているようだ。
確か移籍当初の状況は、昇格争いに加わるような順位ではなかったと思ったが
いつの間にやら浮上し、今では昇格圏内の3位に。
これで来シーズンは、中田浩二と松井大輔の2人がリーグ1で観られるのだろうか。
これではフットボールキングダムセットは当分やめられない。
3月4日追記
ル・マンのオフィシャルに動画がアップされていたので紹介。
終了直後のインタビューの合間に流れる試合のハイライトという形になっている。
それゆけ俊ちゃん ザ・シーズン3さんで知りました。ありがとうございます!
3月5日再追記
動画アップされているサイトは、なんかオフィシャルじゃないらしいです。よーわからんけど。
ルール改正 [ その他サッカー ]
マイクロチップ搭載ボールを試験的に採用する決定を下して話題になった
国際サッカー評議会(IFAB)総会。
マイクロチップ搭載は確かに大きなニュースだが、それ以外にも小さくない決定がなされている。
その中で私が注目したのは次の2つ。
朝日新聞の記事を紙面から引用する。
・国際Aマッチの交代枠は6人まで。1点目。
・スローインの際、守備選手は2メートル以上離れなければならない。
一瞬現行3人までの公式戦交代枠が6人に拡大されることかと思ってしまうが、
おそらくその逆で、テスト的な意味合いの強い国際親善マッチの交代枠の制限であろう。
以前からFIFAは、試合の興味を保つために、
あまり多くの選手を交代させることを好ましく思っていなかった。
私自身は交代枠が多くても問題ないと思っている。
テストと割り切る国際Aマッチがあってもいい。
交代枠が多くて初めて代表で見られる選手もいるからだ。
また、選手のコンディションを考慮して長くプレーさせられない場合もあるだろう。
従って交代枠は現場の裁量に任せるべきで、ルール上の規制は必要ないと考える。
2点目。
これは最近よく見られる、ロングスローを妨害する行為の規制である。
タッチラインぎりぎりに立ってやりにくくするのは現行ルールには抵触しなかったが、
非常に安易な方法でロングスローというスキルの無効化を意図するもので
見ていてあまり気持ちのいいものではなかった。
規制というとネガティブなニュアンスが付きまとうが(1点目の交代枠規制がそう)、
この規制には私は賛意を示したい。
ただ、ITmediaでの表記は以下のようになっており、結構違うのだが。
・国際試合では6人の補欠が認められる。補欠という言い方はサッカーではあまり使われないので、なんだか怪しい記事だ。
・スローイングの際、相手側の選手はボールがフィールドに入るまで、スローイングする選手から2ヤード(約1.8メートル)以上離れていなくてはならない。
これをベンチ入りメンバーと捉えれば、朝日新聞の記事内容と大きく食い違うことになる。
スローインについても、主旨は同じだが、2メートルと2ヤードといった具合に単位が異なっている。
補欠と交代枠は訳し方の違いで分かれそうだが、単位の違いがどうして現れるのか。
先日の1件もあり、あまり強く批判できないのだが、プロならもうちょっと頑張って欲しいとも思う。
A3とアジアCL [ その他サッカー ]
浦項戦の実況の一件もあって非常に楽しみにしていたA3の第2戦、深セン戦。
TVの前に座ったはいいが、何も覚えてないくらいに爆睡してしまい、
前半00で折り返したのを確認して布団に入って寝てしまった。
そしたら後半開始直後に点が入ったみたいで。
水原対浦項が引き分けに終わったことで、横浜は水原と勝点4で並び、総得点の差で2位。
水原との直接対決第3戦で勝てば優勝という、観る者には楽しみな一戦となった。
3カ国の持ち回りで開催されるA3。
来年は2回目の日本開催となるが、開催国に与えられる2チーム目の出場権は
前回と同じくナビスコ杯優勝チームになるのだろうか。
今年のアジアCLの出場権は、例年ならJリーグ優勝チームと天皇杯優勝チームに与えられるところを
Jリーグ優勝チームと、もうひとつは天皇杯開催中に超法規的措置によって磐田に決まってしまった(googleのキャッシュ)。
その時にはもう決まっていたこととは言え、せっかく優勝したのに出場権が得られなかった
ヴェルディの選手たちはやはり残念だったろう。
似たようなことがA3にも起これば、ナビ杯を優勝してもおまけがついてこないことになる。
というよりもむしろ(以前どこかのブログで同じ意見を目にしたが)、
アジアのクラブ大会出場権を以下のようにしたらどうか。
アジアチャンピオンズリーグ:Jリーグ優勝チームおよび天皇杯優勝チーム
A3チャンピオンズカップ:ナビスコカップ優勝チーム
アジアCLの前身であるアジアクラブ選手権とアジアカップウィナーズカップの出場権を考えても
こうなるし、とかく軽視されがちなナビ杯のステータスアップにもつながる。
なんとなく強いチームへの登竜門的な色合いを帯びてきたナビ杯に、A3はぴったりだ。
また2004シーズンみたいにアホな日程にはならないと思うが、A3を回避することによって
Jリーグ優勝チームが負担する過度の長期過密日程を少しでも緩和することが出来る。
シーズンインが1ヶ月前倒しになるA3は、1週間3試合の期間、試合数の割に
増大する負担が大きいだろうと思うからだ。
さらにアジアCLとA3では大会規模や世界クラブ選手権への出場権などで
大会の格としても大きな違いがあり、その大会への出場権となると
やはり上記のような差別化を図るのが妥当であると考える。
A3が日本開催の時の2チーム目?
うーん、どうするかな。
解説 [ その他サッカー ]
「実況」という記事を書いたすぐ後に、A3の中継で藤井貴彦というアナウンサーによる
何だかよくわからない出来事があったが、それは置いておいて。
次は解説者について。
まず最初に解説の使命とは、存在意義とは何か。
それはピッチ上で起こっている現象を的確に把握して原因を分析し、
さらにはその対策案を提示することである。
例えば、簡単な例を挙げる。
サイドからチャンスを作られている。
これが現象である。
3バックのサイドのスペースへのタイミングのいい走りこみと、パスの供給がされている。
これが原因である。
ウイングバックをDFラインまで下げればスペースの埋め立てが出来てチャンスも減る。
しかし攻撃に移った時の前線へのフォローが遅くなり、
かつ中盤で主導権を握れなくなるのでなるべく下げたくない。
なのでボールホルダーへの寄せを早くして、まずはパスを自由に出させないようにする。
そのためにはDFの背後のスペースを拡大することになるが、
DFラインを上げ、前線もチェイシングを始める位置をやや下げて中盤をコンパクトにする。
これが対策である。
対策案は、それが正しくなくてもいい。
その人の主観によっていいと思う意見を述べてもらえば。
だが視聴者をなめているのだかどうか知らないが、
この解説・分析を行う解説者というのが実に少ない。
たいていが「ちょっとシュートが浮いてしまいましたね」などという現象面を述べるにとどまっている。
解説者のレベルは、スカパーに数人それなりに聞ける解説者がいる程度で、
地上波は言うに及ばず、NHK、WOWOW、J SPORTSのレベルもおしなべて低い。
なかでもひどいのがWOWOWによく出てくる奥寺康彦だ。
彼なぞは、実況が言ったことをそのままオウム返ししているだけなのがよくある。
実況が話の振りとして言ったことを繰り返してどうすんのよ。
そんな解説ぶりからは、ドイツでの現役時代に、あらゆるポジションをこなして
その戦術、ポジション理解力の高さから「東洋のコンピュータ」
という異名まで付いていたとは思えない。
ホントに分析が出来ていいないのか、それとも適当に仕事してるだけなのか。
金田喜稔のように地上波とJ SPORTSとで解説のテイストを変えている人もいるので
一概には言えないこともあるが、それにしても奥寺の解説はひどい。
いわゆる分析をあまりせず、情報量の多さで勝負するタイプもいる。
スカパーに多いタイプだが、それはそれでいいと思う。
解説者という言葉の意味からは若干逸脱するが、
視聴者にとって有用な情報の提供を行うことが出来れば、ひとつの存在価値だと思う。
悲しいことに、いてもいなくても同じような解説者が実に多い。
以前わざわざ記事を書いて解説者ならぬ”サポーター”松木安太郎を擁護したのには、ここに理由がある。
松木は確かに解説者としては失格だ。
しかし他の解説が解説らしい解説をしているかといえば、そんなことはない。
どうでもいいような事しか言わない解説者ばっかりだ。
そんな解説者よりも、よっぽど日本代表を必死に応援している松木を好きになるのは
私にとっては当然の帰結だ。
話が逸れた。
解説者のレベルは、実況よりもさらに低い。
TV局により良い人材の選定を期待しても無意味だろうから、
ここはやっぱり、視聴者がもっとレベルアップしなくちゃならないんだろうな。
実況 [ その他サッカー ]
A代表やW杯予選に限らずアジア予選はテレ朝の独占中継だったと思うが、
先日の北朝鮮戦ではBS1で生中継があった。
その辺の契約がどうなっているのかよくわからないが、とにかく喜ばしいことだ。
このまま継続して中継してくれるのだろうか。
WOWOWの独占によってNHKのスポーツコンテンツからスペインリーグが消え、
代表の中継も民放が放送するようになって、NHKでのサッカー中継はJリーグくらいになってしまった。
たとえ録画であってもNHKのスペインリーグを、それは楽しみにしていた私にとってはまじめにつらい。
サッカーのコンテンツとしての魅力が低下すればNHKの放映権が復活するのだろうが
まさかサッカーの人気凋落を願うわけにも行かない。
それにしても他のスポーツ中継ではそれほどでもないのに、
サッカーに限ってスカパー等の有料放送やNHKの実況と、
民放の実況のレベルの落差が激しいのは一体何なのだろう。
他のスポーツについては、私があまり詳しくないから気付かないだけなのだろうか。
例えばスカパーやNHKの実況アナウンサーは、自分が担当する試合以外にもサッカーを観て
下調べや周辺知識を仕入れているのがわかる。
それに対して民放の実況アナウンサーは、誰かが作ってきた資料を合間に読み上げてるだけ。
だからロベカルの太腿の太さは何センチなどというくだらない情報を
同じ試合に何度も聞かされる羽目になる。
自分の中に蓄積がないから手元の資料以外にしゃべるネタがないのだ。
年に数回の代表戦のために労力なんぞかけてられない?
そりゃスカパーに出てくるサッカー専門の実況アナと比べればその言い訳は通用するかも知れない。
でもNHKだってアナウンサーの人数が多い分、一人が担当する試合数は少なくなるのだ。
NHKの実況アナのプロプロフェッショナリズムを見習って欲しい。
しかしそんなことを願ってみたところで、
民法の実況が改善されるか、W杯で日本が優勝するか、くらいの話かも知れないのが悲しい。