ハンドとラフプレーと退場とエラーノのシュート [ その他サッカー ]
先ほど録画しておいたブラジル対コートジボアールを観た。
期待していた一戦だが、なんとも言い難い試合だった。
まずルイス・ファビアーノの2点目がハンド絡みだった。
一連のプレーで2回手に当たっているが、最初の方は意図的と思われないので反則ではない。
しかし2度目のはトラップにいった手に当たっているので、これは明らかな反則だ。
そしてコートジボアールのラフプレー。
スパイクの裏を見せて相手のすねに当たるプレーがTVで観る限り2度。
最後にカカの退場。
状況としてはコートジボアールの選手がよそ見しながらカカにぶつかって行っている。
カカもややひじを突き出すような動作をしているが、
コートジボアールの選手は顔を押さえて倒れ込んでいる。
これは明白な演技であり、上記のようなラフプレーがファウルにさえ取られないで
カカが退場になるのは全くもって納得が行かない。
裏見せスパイクで負傷退場してしまったエラーノだが、
この選手のシュート、2得点(北朝鮮戦、コートジボアール戦1得点ずつ)とも私はかなり好きである。
両得点とも、ダイレクトに、インサイドキックで、グラウンダーの、コースを狙ったシュート。
最高である。
もちろんラストパスがグラウンダーの質の高いパスだったということもあるだろう。
ただ彼のシュートを観ていると、良いシュートには過大なパワーは不必要ということがわかる。
タイミング良く正確にコースを狙えば、思いっきり撃つ必要なんて全くない。
FWに上記のスキル、落ち着きを求めるのは当然だが、
日本代表でもJリーグでも、ラストパスを出す側が、
そういうシュートを撃てるようなパスを出すことを意識して欲しい
(先日書いたDFが戻りきる前にDFとGKの間に入れるクロスもそのひとつだ)。
そういった面から得点力不足、決定力不足を改善していって欲しい。