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ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンとは [ その他サッカー ]

稲本が完全移籍するウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン。

本当に稲本はレギュラーとして出場が可能なのか。
ワールドサッカーダイジェスト(WSD)8/19号から情報を拾った。

各国代表級のメンバーをピックアップすると、
前線にはW杯予選メンバーから落選したカヌ(28)、ハンガリー代表キャプテン、ゲラ(25)がいる
(日本代表が東欧遠征した時に対戦している)。
右サイドバックにスイス代表のハース(26)。
センターバックにデンマーク代表のアルブレヒトセン(24)。

さて問題の中盤。
ボランチには”主軸”でウェールズ代表コンビのジョンソン(30)とクーマス(24)がいる。
中でもクーマスは、「昨シーズンオフにはビッグクラブが軒並み触手を伸ばした
チーム最大のスター、両足を使いこなし、芸術性も高い」と紹介されている。

うーむ、ここに稲本が割って入るのは少し難しいかも知れない。
しかも稲本はプレシーズンに加えて、開幕後2、3ヶ月はチーム練習に参加できない。
この出遅れは大きい。稲本がボランチとしてレギュラーを獲得できるかは、
ジョンソンとクーマスが築き上げてきたコンビネーション以上のものを
稲本が発揮できるかにかかっている。

ボランチでレギュラーを獲得できなかった場合、フルハムでのようにサイドに流れることになる。
しかし左サイドには今オフにミドルスブラから獲得したグリーニング(25)。
既に埋まっている左に、あえて稲本を想定してはいないだろう。
すると残るは右サイド。

右サイドにおわすは、グレガン(30)。
この選手に関してWSDには何の記述もない。
現時点での情報では、最もレギュラーを奪う確率が高い相手だと言えるだろう。
しかしこのポジションにも、バックアッパーとしてであろうか、
バーミンガムからパース(27)という選手を獲得している。
一体稲本をどこで起用するつもりで獲得したのか。

うーむ、もしかすると、また控えボランチというポジションなのか。
いや、今シーズンの終わりにはプレミア残留の立役者となった稲本の雄姿が見られる。
うーむ。

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