2004シーズン [ Jリーグ ]
チェアマンによる2004シーズンJリーグ総括。
さして目新しいことは言っていないが、同感と異論のある下記の2点について、簡単に触れる。
まず同感の方。
◆J1の項で
年間優勝により、来年のAFCアジアチャンピオンズリーグ、日本、韓国、中国3カ国のA3チャンピオンズカップへの出場権を得た横浜FMには、ぜひJリーグを代表するクラブとして、アジア制覇を狙ってほしい。と述べられているが、全く同感である。
アジアのクライブタイトルは、99/00シーズンの第10回アジアカップウィナーズカップ以来遠ざかっている
(アジア・クラブ選手権は98/99シーズンの第18回大会以来)。
UEFAのチャンピオンズリーグと違って、出場が金銭的な潤いをもたらすことはなく(むしろ逆)
単に名誉のみだが、クラブレベルでもアジアの名手として君臨したいものだ。
そして異論の方。
◆審判/各種活動の項で
(審判の)レベルも少しずつ向上しているといえる。とあるが、うーむ。
以前にも書いたように、審判のレベルに差があるのはしょうがない。
判断の早さ、動体視力、精神的な強さなど個人差があるのは当たり前。
私はサッカーという競技自体が、ミスの占める割合が多い、
ミスして当たり前だくらいのスポーツであると思っているので、瞬間瞬間で不満を持ったりはするが、
自分と審判の判断の差異を事細かにあげつらったりはしない。
そういうもんだと思っている。
だがやはり、個人差で済ませられる範疇にない人も中にはいる。
だがそれは何もその人が悪いのではない。
人材を登用するリーグ側が悪いのである。
正しく審判としての力量を判断できていないJリーグが。
2004シーズンは審判がよく話題にのぼった年だ。
よく言われるように、コネなどによる登用を排除して
一定水準以上のレベルを維持すれば解決する問題だと思う。
向上しているなどと言ってほっかむりせずに正面向き合って取り組んで欲しいものだ。
PR