首位撃破 [ FC東京 ]
J1第30節 東京対鹿島 3-2の勝利。
気迫漲らせてガツガツ行く東京と、落ち着いて受けて立つ王者鹿島といった感じか。
試合を通じてサイドからかなり良い形を作って、シュートも決定的チャンスも多かった。
帰って来てから録画で観たTBSの中継でも言ってたけど、
首位相手に一歩も引かず果敢に攻めの姿勢を、アグレッシブさを貫いた結果だろう。
それは3点のうち2点があのような泥臭いゴールだったことにも表れている。
それにしてもここぞという時の鹿島はすごい。
失点した後間をあけずにガッと行ってしっかり点を取って来る。
さすが数々のタイトルを獲得してきたチームだ。
でも勝った。
鹿島の冷静さ、老獪さに、東京の熱さ、アグレッシブさが。
これこそ、私の観たいものである。
熟成と勢い [ FC東京 ]
J1第28節 東京対清水は1-5の大敗。
清水はかなり対策を練ってきてると思った。
ロングボールの多用、浅利への素早い寄せ、赤嶺のポストへの対応など。
そんな清水に対して、東京の方は硬直気味だったのが対照的。
しかし後半、ゴール前を固める清水に対してなかなかシュートに持ち込めなかったのはある意味仕方ない。
サイドからクロス入れてもヘディング強い選手はいないし(平山も含めて)、
密集の中でも合わせられるほどのクロスの精度が良い選手もいない。
せめて長友のサイドから入れたかったが、あれは清水の狙いかね。
徳永サイドばっかりだったのは。
だから得点するとしたら、エメルソンが1点返したシーンのように
DFを崩した状態をなんとしてでも作らなければならない。
まぁでもそこまでの実力はまだない。
それでもペナルティエリア周辺を回しに回したあげく、
結局クロス放り込んで跳ね返されるだけだった昨シーズンまでと比べるとだいぶ良くなった。
ゴール前に集ってるだけだったのが、ボール受けるために1列落ちたり、
サイドに流れたりするようになったから。
そういう動きと2列目の飛び出しがかみ合ってくればもっといい
(ただし終盤に攻勢をかけた時の勢いはなくなった。
希望としては両面を併せ持って欲しいんだけどな)。
その意味で中盤の構成を考えた時、羽生かエメルソンのどちらかは欲しいと思う。
そうしないと攻撃が活性化しない。
あるいは鈴木達也もいいかも。
国際マッチデーの後、大分鹿島と上位対決が続く。
ここで勝てりゃ燃えるんだけどな。
隔世の感 [ FC東京 ]
J1第26節 東京対磐田は5-1の大勝。
久々の更新である。
観戦に行ってなかったわけではない。
ちょっと遠方に出張に行っていた8/23のヴェルディ戦を除いて
ホームゲームは全て観ているし、名古屋にも行った。
なんで更新してなかったかと言うと、このチームは突っ込みどころが少ないんである。
原監督やガーロ監督時代と違って。
もちろんこれで完璧というわけではないが、私ごときに言うべきことはもはやあまりないっす。
今のチームは追い越す動きが多い。
単にサイドハーフを縦の関係にいるサイドバックが追い越すだけでなく、
サイドでボールを持った選手を中の選手がぐるーっと大きく回って追い越しをかける。
ボランチだとか、下がって来たFWだとか。
原監督の時には見られなかった動きだ。
それから一瞬の動きでマークを外し、
相手選手のギャップでボールを受けられるようになった。
すごくクレバーに見える。
これらは練習の成果だろう。
もう少し選手間の動きを意識して、互いにスペースを使い使われる関係に発展すれば、
もっとすごいことになると思う。
4点目のゴールが決まった時、私の周りから次のようなつぶやきが聞こえて来た。
「磐田から4点も取れるなんて、時代は変わったものだ」
本当にね。
佐原目立ち過ぎ [ FC東京 ]
J1第14節 東京対千葉は1-1の引き分け。
塩田と佐原の試合というか。
塩田には何点助けられただろうか。
鬼神のような塩田の働きがなければ完全に負けていた。
CBというポジションは本来地味なポジションだ。
ジャーンなんかそのいい例。
それと反対に、東京には結構目立つ選手がいたりする。
茂庭はその明るいキャラクターで、藤山は華麗なインターセプトで。
そんな中でも佐原は群を抜いている。
しかも良くも悪くも、試合の結果を左右してしまうという点において。
ナビ杯清水戦於松本なんかその最たる例だ。
今日の試合では、最初のPK&レッドカードは今野が当事者だったわけだが、
佐原のカブりがなければ生まれなかったシーンであるし、
前半終了間際の先制点によって、あのまま試合が終わっていれば
苦戦を強いられる事態になった最大の責任者であると同時に
決勝ヘッドという殊勲者にもなっていた可能性があった。
そして、同点にされたシーンは佐原が負傷で
DFラインからいなくなっていた時間帯での失点である。
これは佐原に責任があるわけではないが、DFラインに生じた混乱を埋めきれなかった。
今日の佐原のプレーぶりを観ていて思うのは、調子が良くなかったのではないかということだ。
おそらく茂庭が万全だったなら、佐原の先発はなかった。
しかしそれでも今野が退場にならなかったらここまで苦戦することにはならなかったと思うが。
今野の退場は、得点機会阻止なのでルール上は正しい。
しかし以前別の試合(確かUCL決勝だった)でも書いたことだが、
前半のあの時間帯でPK&レッドカードは著しく試合の興を削ぐ。
その辺はもうちょっと柔軟に対応してもいいんじゃないだろうか。
ずいぶん急だな [ FC東京 ]
5・11味スタ アマラオ引退試合
ってあと2週間ちょいだぞ。
まぁチケットの手配とか不要なわけだが。
Googleカレンダーには予定入れときましたよ。
3位かよ [ FC東京 ]
J1第6節 東京対川崎は4-2で勝利。
いい試合だった。
内容的にはまだまだだけど、ちょっとずつ好転してるかなとは思うようになった。
ところどころできれいなパスワークが観られるようになってきている。
練習によってボールをもらう前にあらかじめ状況を確認したり、
ルックアップした瞬間の判断が速くなるなどの成果が
試合で現れ始めているのかも知れない。
しかし、スペースを作る使う意識には依然乏しい。
気長に待つしかないか。
それにしても東京ダービー、ミッドウイークのナビ杯1次リーグ、川崎クラシコ、
さかのぼって東京ダービーの前のリーグ戦と観て来ると、
なにかしら試合を盛り上げる外部要因がないと良い試合が出来ないのかと思ってしまう。
コンスタントにハイレベルを維持するのは難しいとはわかってはいるが。。。
撃破 [ FC東京 ]
FC岐阜のトップページがカッコいい。
私は”撃破”という言葉に何故か惹かれる質で、
古くはアトランタオリンピックで日本代表がブラジル代表を破った時の
サカマガだかサカダイの五輪速報号の見出し以来。
今回も反応してしまった。
東京も、川崎撃破と行きたい。
もったいな過ぎる [ FC東京 ]
ナビ杯1次リーグ第3節東京対磐田は1-1の引き分け。
もったいない試合だった。
東京はやはりあの東京ダービーの反動か、良くはなかったが
磐田も最近の低調ぶりを引きずって決して良くなく、充分勝てる相手だった。
しかし幾度かあった決定機を決めきれず、ロスタイム同点弾を許してしまった。
2位争いの直接対決で叩けなかったのは痛い。
磐田とのホーム&アウェイの結果は1勝1敗ではあるが、
現時点で両チームの差はほとんどない。
勝っておけば数字以上に心理面に与える影響が大きかったと予想されるだけに、
なおさら引き分けに持ち込まれてしまった負の影響は大きいと言える。
残り3試合、清水からきっちり勝点を奪えるか、
ヴェルディから勝利を挙げられるかどうか。