このまま行けるか [ FC東京 ]
J1第24節 東京対神戸は3-1で勝利。
広島戦の大勝の勢いをそのままホームに持ち込んで、
攻撃にも守備にも前への意識が高い内容になった。
神戸が広島ほどつないでくるサッカーではなく、ミドルレンジのパスを用いるので
前からのプレッシングに引っかかってショートカウンターを撃つ場面はあまりなかった。
だが東京は、広島での成功体験で得た自信を胸にアグレッシブな姿勢を崩さなかった。
逆転弾となったルーカスのゴールが素晴らしかった。
赤嶺からの速いパスを絶妙なワンタッチでDFラインの裏へ飛び出し、正確なシュート。
スピードのあるパスで相手に猶予を与えず、その一瞬に炸裂した個人戦術がDFを破った。
もっと観たいねこんなプレーを。
夏の連戦の最後を2連勝で終われたのは大きい。
連敗の泥沼に完全にはまってしまう前に運も重なって脱出。
少し前まで残留ラインすれすれだった順位からも、一歩抜け出た。
この調子で行きたいところだが、A代表と五輪代表の試合が重なるため、ここでいったん中断が入る。
これは東京にとっては痛い。
これまでの様子を見ると、中断期間で何かが改善される期待は持てないし、
逆に構造化されていないだけに、今の勢いを削がれる心配の方が大きいのである。
中断明けの横浜FC戦はアウェイと言えどもホームのようなものだから、
ホームで勝てない病がぶり返したりしてね。
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