気も早くコンフェデ [ 日本代表 ]
アジアカップ優勝で日本の出場が決定したコンフェデレーションズカップ2005は
来年の6月15日から29日までドイツの5都市で開催され、
出場国はオセアニア以外の7カ国が確定している。
開催国ドイツ
ワールドカップ2002優勝国ブラジル
ユーロ2004優勝国ギリシャ
コパアメリカ2004準優勝国アルゼンチン(優勝国ブラジルの代替出場)
アフリカネーションズカップ2004優勝国チュニジア
CONCACAFゴールドカップ2003優勝国メキシコ
アジアカップ2004優勝国日本
残るオセアニアネーションズカップ2004の優勝国は、
10/9と13にホーム&アウェイで行われる決勝戦で決定する。
決勝で相対するのはおなじみオーストラリアと、
ニュージーランドを押さえて進出を果たしたソロモン諸島。
何とFIFAランキング126位。人口44万人だそうだ。
葛飾区とほぼ同じ人口である。
(ちなみにオーストラリアは57位。人口2000万人。ニュージーランドは86位。人口400万人)
元来欧州の出場国と、欧州出稼ぎ組が多いブラジルアルゼンチンは
クラブとの兼ね合いで選手が揃わず2軍で臨む場合が多い。
フランスで行われた2003年大会でも、開催国と欧州選手権優勝国が重なったため
W杯準優勝国ドイツに白羽の矢が立ったが、ドイツは過密日程を理由に無下に断った経緯がある
(結局3位のトルコが代替出場)。
世界の強豪にとってはコンフェデなど、Jリーグにおけるナビスコ杯程度の認識なのだろう。
こうした背景があるために、貴重な経験の場にしたい日本の思惑通りに行かない面もある。
ブラジルアルゼンチンら南米勢は例によって今回も2軍だろう。
しかしドイツは翌年に控えたW杯における成功が最終的な目標であるとは言え、
欧州選手権での惨敗に引き続いて
自国開催で無残な姿をさらすのは何としても避けたいところだろう。
日本としては南米勢よりもドイツと当たってみたい。
個人的には、今の日本代表がギリシャとやったらどうなるのかに興味がある。
来年の6月下旬と言えば、W杯アジア地区2次予選が佳境に入っている頃だ。
日本がコンフェデに臨むスタンスは、一体どのようなものになっているのか。