彼は選考で頭を悩ませたりしないのかな [ 日本代表 ]
日本代表の最終予選に向けた事前合宿のメンバーが発表された。
やっぱりどう見ても加地のバックアッパーは西なわけだが、
先日のドイツ戦で右SBとして先発したのは予想通り加地。
途中出場した西のポジションは、何故か左サイドハーフだった。
確かに西は、天皇杯5回戦群馬戦、準々決勝札幌戦で左SHとして出場していた(右は河村)。
しかしこれはチーム事情によるもので、本職は右だろう。
(その昔左を本職としていた時もあったかも知れないが、
磐田の中心選手として築き上げた実績は右でのものだ)
群馬戦で頻繁に右サイドに顔を出していたのは、右が恋しかったのだと推測される
(って違うか)。
そもそも、必要なのは”左の西”ではなく、”右の西”だ。
最終予選第1戦で出場停止となる加地の代わりに
誰かを右サイドに入れなければならないのはもうわかりきっている話で、
加地が定着する前にレギュラーだった山田は招集されず。
数試合しか代表出場経験のない西が起用されるのはほぼ確定と言っていいだろう。
北朝鮮戦まで残る親善試合は2試合。
3バックにおける右SHでも未知数なのに、4バックにおける右SBとしての西は
たったの2試合では容易にフィットしないと予想される。
3バック4バックどちらになるかは流動的とは言え、
ドイツ戦は西を試す重要な機会だったのだが。
西の前への突進力、中へ切れ込んでのシュート力を生かすには3バックしかない。
だがそうすると欧州組はどう配置するのか。
中田と中村のポジションは。
想像すると楽しいが、結局のところジーコの選択は
今までの3バックの蓄積を完全に無視した442、
黄金の中盤をいつも通り(?)起用、西の右SB全く機能せず、
と全てが予想の範囲内に収まりそうで怖い。
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