思い出したくないあの頃 [ 年代別代表 ]
アテネ五輪男子グループリーグ第1戦対パラグアイは34の敗戦。
試合中は思い至らなかったが、今振り返ってみると01年アルゼンチンワールドユースを思い出す。
大会初失点は前半13分の羽田のオウンゴールだった。
オウンゴール自体はいわゆるミスではなく、不運なものだったが
チームの柱だった羽田のオウンゴールによって生じた動揺を立て直すことが出来ずに02で負け。
第2戦も青木のパスミスから失点。
その後もずるずるとリズムを取り戻せずに2連敗してグループリーグ敗退が決まってしまう。
チームが1トップ2シャドーを生かした流れるような攻撃を見せ、
やっとこさ本領を発揮できたのは3戦目のチェコ戦だった。
あの時の様子と今回のパラグアイ戦での日本が重なる。
メンバーはかなり入れ替わっていて、OAを除くと01ワールドユースメンバーと
アテネ五輪両方にメンバー入りしているのは石川、森崎浩司、駒野、那須の4人しかいない
(03ワールドユースからは平山、今野、菊地、徳永。パラ戦のスタメンは今野、徳永)。
ということは同じメンバーが、同じ轍を踏んだというわけではない。
すると原因は国際経験の不足ということになるのだろうか。
イタリアは勝ちに行くには難し過ぎる相手だ。
「真価が問われる」と書くには、ちょっと厳しいなぁ。
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