ああ無念 [ 年代別代表 ]
タイトルに”悔し涙”と付くほどあからさまなものだったのだろう、石川の無念さは。
もともと守備的なチームであるパラグアイ、イタリアに対しては、
徳永の守備力よりも石川の攻撃力を生かすべきだと思っていた私にとっても
残念な石川の起用法だった。
そもそも352のアウトサイドに、森崎や徳永という
突破の期待できない選手を置くこと自体が間違ってると思う。
トルシエジャパンにおける小野のように突出した才能であるならまだ納得もいくが。
しかもガーナ戦での石川は効いていた。
ガーナを相手にスピードで上回り、小野からの素晴らしいパスもあってサイドを何度も突破、
守ってもゴールライン付近まで駆け戻ってボールを奪いと、
まさに鬱憤を晴らすかのような活躍を見せていた。
ところが後半17分に松井と交代。
なんでやねん。
石川は
「それがぼくの実力だと思っている」
と語っているがそれは違うと思うね。
山本監督は、攻撃力はあるが守備面での計算はしにくい、
そういう石川を大舞台であえて使う勇気がなかった、それだけのことだと思う。
山本監督は相手との対処方法ばっかり考えて、自分たちの良さを出そうという発想に欠ける。
攻撃の理想を追い求め過ぎて守備の整備が苦手な
元(アルゼンチンワールドユース時)U20代表監督西村と足して2で割るとちょうど良いかも。
いや、やっぱりツーロンの時の監督代行だった小野(現広島)監督かな。
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