ダンシング高原 [ その他サッカー ]
おいおい、高原ダンスかよー。
なんかイメージ違うじゃねーか。
つーかゴン化?
日本で最初のプロであり、海外で活躍した最初のサッカー選手である奥寺は、
ブレーメンのクラブハウスに歴代ベストイレブンとして等身大パネルが飾られているそうだけど、
高原もそれぐらいの選手になって欲しいなぁ。
あでもヤバいんだよな今フランクフルトは降格寸前で。
頑張ってくれい。
それが当たり前 [ その他サッカー ]
ブンデスリーガ第23節ハンブルガーSV対フランクフルトをTV観戦。
フランクフルトと高原の古巣であるハンブルクとの対戦である。
高原のゴールは良いゴールだった。
ドイツに行ってからの高原は、どこか自信をなくしているようなプレーぶりで、
磐田時代を知る者からすると信じられないようなシュートミスをしたりしていたが、
このゴールでは磐田で27試合26得点した頃の高原を彷彿とさせた。
もう自信をつかんだのだろう。
キーパーの足の内側に当たったが、大きく跳ねたボールはゴールマウスに吸い込まれた。
自信を失っている時には余計なことを考えたりして思い切りが悪くシュートに勢いが生まれない。
そうするとキーパーに当たっても打ち抜いてゴールする、ということが出来ないことが多い。
今の好調ぶりを日本代表でも見せて欲しいものだ。
それにしても解説の野々村も言っていたが、ハンブルクの応援は凄い。
昨シーズン3位という好成績で終了し、さらなる好成績への期待をもって望んだ今シーズンだったが
ふたを開けてみれば降格圏内をうろうろする最悪の成績に。
だが、そんなチームに対してサポーターは失望することなく、もの凄い熱気で鼓舞する。
「これぞサポーター」である。
サポーターとは、それが当たり前であること。
想像の世界 [ その他サッカー ]
タッチライン二面を防護フェンスに囲まれ、監督やGK、そして攻めるゴール裏方向から指示を出すコーラーの声を足がかりにして、鈴が入ったボールを蹴る。味方の砂を踏む音、相手が発する「ボイ(=ベトナム語で「行くぞ」の意味)」の声、自分とボールの位置、ゴールへの距離と方向、それらの感覚と音がアイマスクの奥で成功の理想像を構築していく。ブラインドサッカーについての描写である。
GK以外のフィールドプレーヤーは、全盲状態でプレーする。
競技者は、己の想像の世界でプレーするのだ。
私は幼少の頃、当時の子供のご多分に漏れず野球をやっていた。
そして社会人になってからサッカーを始めた。
始めた年齢に大きな差はあれど、私は両方をそれなりの人から習い、試合を経験している。
そして、大変に主観的、個人的ではあるが率直な感想を持った。
それは”サッカーの方が難しい”というものである。
(ちなみに私は球技は割と得意で、特に野球は地域の少年野球チームでキャプテンを務めていた)
野球とサッカー、どっちがどう難しいかはその人の資質によるだろうし、
競技開始年齢差も決して無視出来ない要因だろう。
だが、野球とサッカーでは本質的に次のことが異なり、
それがサッカーの方が難しいと思わしめる理由であると私は考えている。
野球は、基本的にある局面に対し、最善のプレーというものがある程度限定的である、
言い換えれば注意すべきところが1つである。
それに対しサッカーは、ボールを保持した時、ボールと周囲の状況と、2つを同時に把握する必要がある。
人間が視線を向けられるのは普通1カ所だから、同時に把握することは本当の意味では不可能だ。
だから交互にやるほかはない。
ボールに触れられるのは足であるということが難しさに拍車をかける。
ボールを扱うために足元を見るのも、状況を把握するために周囲を見るのも、
当然ながら目で行う。
つまり私にとって、子供の頃慣れ親しんだ野球とサッカーとを分つ最大のポイントは、
視野、視覚なのである。
その最大のポイントを塞いで行うサッカー、それがブラインドサッカーだ。
正直言って私には目をつぶってするサッカーが想像つかない。
ましてや、
流れてくるボールをダイレクトでゴールに叩き込めるなんて。
ブラインドサッカー、それは私にとって想像の世界のスポーツだ。
金子は御免 [ その他サッカー ]
今夜のCLは何を観ようか。
アーセナル戦はもちろんいいが、レアル対バイエルンもいい。
バイエルンは珍しく国内リーグで苦戦しているようだが、
レアル対バイエルンというまるで決勝かのようなカードはやはり魅力だ。
実況解説の人選で決めようかと思ったら、レアル対バイエルンはなんと金子が解説。
アハハ。即却下。
たまにブンデスリーガの中継で解説を聞く羽目になるが、彼が時々発する、
「ノイーッ」
っていう奇声は一体何語?
ドイツ語か?
調べてみると、ドイツ語の「ノイ(Neu)」とは「新しい」という意味だそうだが。。。
意味不明。
まぁそんなわけで今日はPSV対アーセナルを観ることにしよう。
ゾルダーの記憶 [ その他サッカー ]
今回はベルギー フーズデン ゾルダー時代の鈴木の映像をGoogle VideoにUPしたので紹介したい。
鈴木は背番号30。時折青いスパイクを履く。
トップではなく、主に左サイドハーフとしてプレーしている。
我々の良く知る、トップに張りポストプレーをしてファウルをゲットする姿ではなく、
左のドリブル突破からチャンスメイクする鈴木が見られる。
同じような背格好、黒髪長髪のドゥコンデ(10番)という選手と間違えやすいのでご注意。
ベルギーで奮闘する鈴木の姿は見られるのだが、この頃ゾルダーは残留争いの泥沼の中。
DFはザルでアホみたいな失点を繰り返すわ得点は入らないわで、
実はそれほど爽快感のある見ものではない。
だいたいが7試合の中で勝ったのは1試合しかないのだから。
だがそんなチーム状況でも鈴木は意外と結果を残している。
今回紹介する7試合中で2得点2アシスト。
30節ムスクロン戦でのゴールは、泥臭い鈴木らしいゴールで私は好きだ。
ちなみに降格が決定した最終34節でも1得点している。
チームから信頼を得ていたことがわかるのと同時に珍しいのが、33節リエルセ戦。
直接ゴールを狙える位置でFKを蹴る、プレイスキッカーとしての鈴木が見られる。
惜しくもバーに当てて得点には至らなかった。
そんな鈴木の勇姿をどうぞ。
2004.1.24 第19節 フーズデン ゾルダー対ラルビエール 1-3 鈴木の個人成績 1アシスト
2004.3.12 第26節 フーズデン ゾルダー対ロケレン 2-3 鈴木の個人成績 1得点
2004.3.20 第27節 ブリュージュ対フーズデン ゾルダー 0-3 鈴木の個人成績 ー
2004.4.10 第29節 GBA対フーズデン ゾルダー 1-3 鈴木の個人成績 1アシスト
2004.4.18 第30節 フーズデン ゾルダー対ムスクロン 1-1 鈴木の個人成績 1得点
2004.4.24 第31節 スタンダール対フーズデン ゾルダー 1-4 鈴木の個人成績 ー
2004.5.08 第33節 リエルセ対フーズデン ゾルダー 4-0 鈴木の個人成績 ー
ブルズカップ [ その他サッカー ]
浦和が出場したブルズカップ。
今日スカパーで放送されていたので見たが、情けない試合である。
ザルツブルクとバイエルン相手に90分で1得点6失点。
なんじゃこりゃ。
やられ方が悲惨である。
DFの裏を簡単に取られてオウンゴールの2失点目、
やる気がないのか闘莉王とカバーが全然いないザルな3失点目、
サンタクルスがゴールエリア内でどフリーって、、、な4失点目、
ゴールを決めても全く喜ばないサンタクルスがむしろ不愉快な5失点目。
言い訳はいろいろあるんだろう。
だが、日本サッカーのイメージにとっては結果が全てであり、
この大敗でオーストリアにおける日本サッカーのイメージダウンは必至だ。
この試合を観たオーストリアの人やスポーツニュースで結果を知った人は
間違いなく”日本人にはサッカーは出来ない”という認識を強くする。
ブルズカップに際して、浦和が昨シーズンのチャンピオンチームだという知識を仕入れた人なら尚更だ。
そうした認識が、国際試合などでオーストリア人が主審を務める時や
ヨーロッパに日本人が移籍する時のサポーターの反応などに跳ね返ってくる。
今回はサポーターもあまり行っていなかったようだし、ACLでも内弁慶外仏にならないように
お願いしますよ浦和さん。
お気に入り [ その他サッカー ]
プレミアリーグ第23週 アーセナル対ウィガンを観た。
華麗なパスサッカー アーセナルの試合である上に、実況解説が野村明弘&粕谷秀樹コンビ。
今私の中ではプレミア中継最強コンビである2人によるものだから、これは観ないわけにはいかない。
サッカーでは、何の思い入れのない第三者的立場で面白い試合に出会うことはそうはない。
サッカーに限らないかも知れないが、
思い入れというのはスポーツ観戦において最高の味付けだと思うわけだ。
知ったような顔して「Jリーグはつまらない」などとのたまってる奴ってのは
その辺のことが何もわかってない可哀想な奴だからせいぜい同情してあげよう。
話が横へそれた。
思い入れのない欧州リーグを観る時、高確率で素晴らしい内容が期待できるアーセナル戦は貴重だし、
少なくとも私の中では、中継を支える実況や解説の存在は非常に重要である。
今回の野村明弘&粕谷秀樹コンビは
試合の対戦カード自体には興味なくても観ようと思わせる最強の2人である。
調べてみたら野村アナウンサーは昨シーズンからスカパーで実況を始めている。
なんと私と同い年だった。
(だからと言うわけではないが)新進気鋭の実況アナであり、
その試合やプレーそのものの解説にとどまらず、プレミアについての広範な知識を駆使してしゃべる
粕谷秀樹の相手をまともに出来る数少ない実況アナである。
解説の粕谷秀樹には賛否両論あるかも知れない。
私は悪いプレー、やってはいけないプレーをはっきり指摘する、
審判についても、ジャッジにはっきり疑問を呈したり、
良くない審判を名指ししたりする解説をほかに知らない。
金田がたま〜に言うくらいか。
(逆に”その試合やプレーそのものの解説”はそれほどでもない)
そしてその知識。
試合前にスターターのメンバー表を見たり、
アップする選手達の様子を見ている時間が楽しみなのは(東本なき今)粕谷だけ。
事前情報、周辺情報に関する知識が半端ではないからこそ出来る芸当だ。
これからも期待してますよ。
日本サッカーの方向性 [ その他サッカー ]
スカパーでフットボールカンファレンスが放送されている。
既に#2の放送が始まっているが、今回は#1の中から気付いた点を書いておきたい。
ピーター ベラパンの開会の挨拶の後、
新技術委員長小野剛のカンファレンスイントロダクション。
その後半部分、これからの日本サッカーの方向性について。
ものすごく要約しているが、大意は以下の通りで間違っていないと思う。
2015年に世界のトップ10という目標を掲げ、この10年、20年の間に世界の背中が見えるようになってきた。
しかし、ここからは「世界に近づく」のではなく、「世界に打って出る」という強い意識で取り組まなければならない。
そのためには様々なベクトルを持つ指導者の力を結集すべく、目指す方向性を日本全体で共有する必要がある。
そして唯一その方向性を決定付けるのは「世界のサッカー」である。
重要なのは一番最後、
方向性を決定付けるのは「世界のサッカー」である
というくだりである。
講演中、小野から「では何が、誰がその方向性を決定付けるのか?」という問い掛けがあった時、
私の頭に浮かんだのは”技術委員会、ひいては日本サッカー協会”という答えだった。
だってそうだろう、これからの日本サッカーは強い気持ちで世界へ打って出ていくのだ。
ということは「世界のサッカー」の流れを作る一国になるくらいの気構えということだ。
もちろん分析は怠るべきではないが、「世界のサッカー」が示す方向性に従ってるだけじゃ、
打って出るなんて100年経っても出来ないんじゃないの。
日本サッカーの方向性を指し示すのは「世界のサッカー」じゃない、日本サッカー協会だと思うんだが。