忍者ブログ[PR]
蹴唯雑音 忍者ブログ

[PR] [ ]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パスサッカーをやるには [ その他サッカー ]

スカパーでエミレーツカップ アーセナル対パリ サンジェルマン。

アンリが抜けリュンベリが抜けたアーセナル。
これで、無敗でリーグ優勝した03-04シーズンを経験している中盤から上の選手は、
セスクとジウベウト シウバ、フラミニだけになってしまった。
急速に世代交代が進んだ結果だ。

おそらく中盤から上のベスト布陣は、右からフレブ、セスク、ジウベウト、ロシツキー、
2トップにファン ペルシーとアデバヨール。

中盤は何気に結構良い布陣だが、放出が相次いでいるにも関わらず補強がないに等しいので層が薄い。
若手が多いが、長いシーズンでコンスタントに上位に付けられるほどの実力を発揮出来るかは未知数だ。

そしてやはりFWが弱い。
ファン ペルシーとアデバヨール2人でアンリ1人分だろう。
40億円で獲得したと言われるエドゥアルドは2年連続クロアチアリーグ得点王だそうだが、
この試合では出て来ず。
救世主となるか。

加えてアーセナルは完全に崩しきってからシュートを撃つので、
今の中盤の選手に得点の可能性があまり感じられない。
その意味でロシツキーのミドルシュートがひとつ鍵を握るかも知れない。

試合は新加入の選手二人が先発するなど、ややテストに重心が傾いた布陣だった。
それでも、私が危惧したほどにはアーセナル的パスサッカーの匂いが薄れておらず、少し安心。
もちろんまだまだではあるが。

前から思っていたが、最近のアーセナルはパスサッカーのイメージが強いが、
実際にピッチ上でプレーしている選手は、守備的MFのジウベウトと完全なパサーのセスクを除くと
意外にドリブラーが多くて、純粋なパサーはあまりいない。

上に挙げたメンバーで言うと、フレブ、ロシツキー、ファン ペルシー。
過去にさかのぼってみても、アンリしかり、レジェスしかり、ピレスしかり。
ベルカンプは分類しにくいな。

パスサッカーをやるにはハイレベルなドリブラーを集めろ、という逆説だろうか。

PR

ふたりの絆 [ その他サッカー ]

巻が“一時離脱”してケジメの入籍
おめでとう。
末永くお幸せに。


連れ立って婚姻届の提出に行く巻と北川智子さん

やめなさいって [ その他サッカー ]

岩本氏、再び現役復帰?オセアニア代表としてクラブW杯へ
またかい。

今回は開催国枠があるから客寄せパンダ枠はいらないだろうに。
ってワイタケレから要請があったのか。
それなら岩本じゃダメだろう。

前回だって際立っていいプレーをしていたかと言うと全くそんなことはなかった。
後半途中からの登場で、チーム内でもそんなに期待されてるふうではなく。

岩本も岩本だ。
いくら現役を続行したいからって、パンダになりたいかね。
自身も楽しそうには見えなかったし。

純粋なサッカーファンであるほど、ショーではなくリアルファイトを観たいと思う。
誰であろうと、パンダが紛れ込んだらその試合はリアルファイトであることは許されない。
そしてショー的要素が入る隙のある大会に、権威など宿ることはない。
クラブワールドカップの権威を上げたいのなら、客寄せパンダ枠は撤廃することだ。

終焉 [ その他サッカー ]

アーセナル黄金期の終焉
あのこだわりにこだわり抜いたパスサッカーは、アンリなくしてはもう見られないだろう。

今シーズン最大の目玉と断言していいこの移籍に伴って、注目されるアンリの後釜。
報道は数多。
オーウェン?
アネルカ?テベス?アドリアーノ?
フンテラールも?
F・トーレス?
フォルラン?
マルティンス?
アクイラーニ?

しかしどれもこれも、アンリの後釜には力不足。
なるほど、アドリアーノは確かに怪物だし、テベスは才能豊かなFWだ。
フンテラールはエールディビジで驚異的な得点力を示したし、
マルティンスのスピードはアンリのそれより上かも知れない。
だが、誰一人としてアンリの後継者にはなれない。

一歩間違えば「酔狂」とも言えるアーセナルのパスサッカーが一歩間違わずにいられるのは、
あの華麗なパスの流れそのままにゴールゲット出来る希代のストライカー、アンリがいたからこそ。

”希代”ではない単なる”優秀な”ストライカーなら結果の伴わない「酔狂」なサッカーへと堕し、
スタイルが合わなければサッカー自体が変わってしまう。

つまりアーセナルが現在のスタイルを継続するには、2つの条件を満たすFWが必要になる。
その1は、高確率でゴールゲット出来る希代のストライカーであること
その2は、アーセナルスタイルに合うこと
いるかい?そんな選手がアンリ以外に?
少なくとも上の候補の中にはいない。

私が思うに、一番成功しそうなのがエトーか。
実績はあるし、バルセロナのサッカーはアーセナルの方向性に近い。
しかし実現はなさそうだ。
可能性があるならアンリの移籍と同時に議論されているだろう。

おそらく、もうあのアーセナルのサッカーはもう観られない。
アンリは去り、ベンゲルも来シーズンを最後にアーセナルを去る。
次にあのレベルのパスサッカーを観られるのはどのチームで何年後になるだろうか。

清濁合わせ飲まず [ その他サッカー ]

水曜日の甲府戦で”ベンチ外”だった甲府の選手が2試合の出場停止になっている。
試合終了後に主審に向かって侮辱的な発言をしたそうな。
ベンチにいたならわかるが、ベンチ外ってのは初めて聞いた。

そしてつば吐きで退場になった茂原の処分はまだ未定というからある意味すごい。
一体何試合の出場停止になるのやら。

これまで何度もやり玉に挙げられ、今回も話題を提供してくれた家本主審だが、
審判に対してはレフェリーインスペクターによる評価制度が実施されており、
Jリーグも下手な審判の把握は当然している。
Jリーグだってバカじゃないのだ。

それでも下手な審判が跳梁跋扈し、あまつさえスペシャルレフェリーにまで登用されているのは、
一筋縄では行かないしがらみにとらわれているからだろう。
私あたりがいくら理想を掲げようと、悲しいかな、それが現実である。

しがらみと言えばこちらも
アジアカップと言えば、ワールドカップ本大会、そのアジア予選に続く重要な大会と言っていいだろう。
過去を振り返っても、記憶に残る名勝負がいくつもある。
オシムの皮肉

新しい経験だ。準備をせずに大会に出るという新しいアプローチを、日本はしている。
には思わず笑ってしまったが、現実を直視するとそう笑ってもいられない。

日本代表としてのブランド力を上げるには大会で好成績を残すことが必須であり、
本来なら日本サッカー協会としてもそれは望むところな訳だが、
おそらくJリーグやらTV放映権やらのスポンサーの関係で
国外で開催される大会には冷淡にならざるを得ないのだ。

しかし当然ながらそんなことでは代表の強化は出来ない。
日本サッカーの頂点に立って牽引すべき代表の姿としてあってはならないことだ。
練習のための合宿はしないと言っていたり(強化、練習のプランが元からないのだからどっちみち無理だが)、
人気選手を無造作に起用していた前任者は協会にとっては好都合だったが、
オシムはそんなわけには行かない。

当然オシムにだって一朝一夕に変わるものではないことはわかっているんだろう。
記者会見での発言それ自体によって事態を好転させようというよりも、
そういう現状を発信することで改善の土壌を作るような意図なのではと勝手に推測する。

だからと言うか何と言うか、私も納得はしない。
しょうがないんだよ、なんてわかったような顔して諦めたりはしない。
清濁合わせ飲むなんてまっぴら。
私はきれいな水しか飲めないし飲まないのでね。

支える人 [ その他サッカー ]

レアル ソシエダが降格
スペインでは「レアル」と言うとマドリードではなくこっちを指すほどのクラブが。

私は02-03シーズンのソシエダが好きで、東京もこんな感じになればなぁと夢想したものだ。
加地がロペス レカルテ、宮沢がシャビ アロンソ、石川がカルピン、
阿部がニハト、ルーカスがコバチェビッチ
(デ ペドロをなぞらえる選手は確かいなかった。戸田じゃちょっとアレだし)。

その後のシーズンでドゥヌエ監督が解任された時は東京に来ないかなどと
かなり無謀な希望を書いたりもした。

そのソシエダサポーターが降格するチームに見せた意気
もし万が一、東京が降格する日が来たら、このソシエダサポーターのことを思い出そう。
サポーターとは、その名の通り支える人。
支える人が項垂れていたら、チームは、選手は前へ進む勇気を奮い起こせないのだ。

サッカーを汚すもの [ その他サッカー ]

知らなかった。
清水に辞退要請「ピース杯統一教会主催」

清水側はこの要請に対し、

財団と統一教会がつながりがあるような話も聞いたが、直結した関係とは認識していない。
と出場の意向を示しているが、もしFC東京が出場することになっていて、
FC東京がこのような対応をしたとしたら、私は必ず抗議する。
理由は次の通り。

統一教会はフランスの反セクト法でカルト団体と認定されるなど、
世界各国で問題を起こしている宗教団体であること。
「鮮文平和サッカー財団」は統一教会教祖である文鮮明が設立した財団法人であること。

これまで開催された第1回、第2回とも、文鮮明が開会を宣言していることからも、
統一教会との関わりは明白だ。
第1回-->http://www.worldtimes.co.jp/special2/soccer/wnews/030715.html
第2回-->http://www.worldtimes.co.jp/special2/soccer/wnews/2005pcup/050715.html

カルト団体との関係を認識した上で、それでも出る、というのならまだわかる
(言うまでもなくそれはそれで問題だが)。
だが、私がちょっと調べただけでわかるこの程度のことを認識していないのだったら、
はっきり言って清水フロントはバカとしか思えない。

繰り返すが、東京がこのような対応をとったらまず間違いなく私は抗議する。
と、思うんだが意外に騒がれていないみたいだな。

Wikipedia「ピースカップコリア」の項目

挑戦者は大和魂を胸に [ その他サッカー ]

NHK「その時歴史が動いた メキシコ五輪 奇跡の銅メダル」を見た。

クラマーが日本サッカーを指導するようになって以降、
メキシコオリンピックで銅メダルを獲得するまでを追ったドキュメント。
何度も語り尽くされているテーマだが、私にとっては新しい発見もあった。
メキシコサポーターによる、「ハポン(日本)」コールである。

フル代表では空前絶後であるオリンピック3位という成績の要因には以下のことが知られている。

 クラマーというプロフェッショナルなコーチの招聘
 日本人に適したサッカーを見抜き、それを具現化したクラマーの手腕
 選手だけでなく、指導者の育成にも目を向けたクラマーの長期的な視点
 釜本邦茂、杉山隆一ら希有な才能の出現

これに加えて、ベタな展開ながら不覚にも感動してしまったのが、
クラマーをして

「私は今まで60年以上サッカーをやってきましたが
後にも先にもこれほど全力を尽くしたチームを見たことはありません
彼らの姿は 大和魂そのものでした」

とまで言わしめ、さらに、
自国開催のオリンピックで3位決定戦を戦う代表の応援をしているメキシコサポーターに
「ハポン(日本)」コールを起こさせたほどの、日本代表の頑張りである。

史上最高峰の成績を上げた偉大な先輩達が有していたものは何か。
日本サッカー史に深く刻み込まれている。



前のページ | MAIN | 次のページ