方向性は大切にね! [ FC東京 ]
FC東京とFCソウルのミッドシーズン(?)マッチは0-0。
帰ってから録画で観た。
なんつーか、見せ場のない試合だ。
現地ではそれなりに盛り上がったんだろうか。
休み明けにしては悪くないという見方もあるかも知れないが、
結局何も変わっとらんな、という思いが強い。
おそらく残りの中断期間内にも戦術面で顕著な変化は現れないだろう。
今のサッカーを観ると、サイドというイメージしか読み取れない。
しかもサイドからどうやって崩すか、という具体的なイメージはなく、
とりあえずサイドという漠然としたものだ。
以前はあった、前から積極的な守備、奪ってから速く、というイメージもだいぶ薄れてしまった。
私は、現在の目指す方向性すら明確でない(少なくともピッチ上の現象を観る限りは)状況は、
東京のサッカーの質的向上という意味において、昨シーズンと比べてもかなり悪い状況だと思っている。
昨シーズンは結果的には失敗だったが、方向性だけは明確だったからである。
しかも改善の見込みがない。
このままシーズンを終了したら、誰かが何らかの形で責任を取るべきだろう。
進め [ FC東京 ]
ナビスコカップ準々決勝東京対横浜は2-4で敗戦。
非常に残念な負けだった。
これに勝ち上がれば、もう上位争いのおもしろみのなくなったリーグ戦以外に
タイトルを目指したドキドキが持続したのに。
なんつーか、あまり私から言うことはない。
ただ、こんな言葉を思い出した。
私が社会人になってサッカーを始めた頃、こんなことを言われた。
「君は”次”のことは考えてるけど、”次の次”のことを考えていない」
将棋で言えば一手先しか読んでいないということだ。
一手先しか読めなかったら、二手先三手先を読める相手に勝てっこない。
今の東京には似たようなものを感じる。
今まで歩んで来た路線上を惰性で進み、しかも行き当たりばったりに進んでいる。
ピッチ上における局面局面でも、チームの強化戦略上でも。
漸進主義だった東京は、今な漸すら進んでいないように思える。
不幸な結婚 [ FC東京 ]
原監督 平山に最後通告
結局、東京のスタイルに合わず。
安く獲得出来るからという安易な考えのフロントと、
同年代の選手が多いからという安易な考えの平山の不幸な結婚だった。
それにしても日本は、日本人離れした体格の選手を、
必要以上にありがたがり過ぎる傾向があるんじゃないだろうか。
この間U20のナイジェリア戦で出場したハーフナーも、
柳沢のQBK並みのプレーが2回もあった。
何だあれは。
平山はJリーグで6試合に出場して無得点。
ハーフナーも11試合に出場して無得点。
平山は五輪代表では結果を出しているのが不思議だが、
もうやめませんかね、ガタイの良い選手を優遇するのは。
頭数と頭 [ FC東京 ]
東京DF茂庭が左太もも痛で練習試合欠場
おいおい頼むぜ茂庭。
今野と伊野波がいないんだから、茂庭にはスタメンに復帰してもらわないと頭数が足りない。
新顔が出てくれば、それはそれで楽しいが。
藤山ももう34なんだから、あまり酷使したら過労死しちゃうぞ。
藤山が今シーズンほど活躍してる(リーグ戦18試合に出場)のって久しぶりだ
と思ってオフィシャルを見てみたら、意外とそうでもない。
毎シーズン毎シーズンコンスタントに出てる。
と言ってもそれはシーズン通しての話で、半分終わったところで18という数字は
やはり2001年にまでさかのぼる。
宮本もそうだけど、身長がないのにCBが務まる選手ってのは頭がいい。
藤山の読みには本能的な感じも少なからずあるが、
その代わり複数のポジションをこなすという器用さ柔軟さを持つ。
私は藤山が結構監督に向いているのではないかと思うのである。
性格的にはちょっと監督向きではないかも知れないが、意外と。
最近意外な元選手が監督としての実績を残したりしてるし。
スルーパスは(やっぱり)気持ちいい [ FC東京 ]
J1第18節 東京対鹿島は2-1で勝利。
スタジアムに着いたのが前半40分くらいか。
遅刻して前半はほとんど観られず。
2階席が開いてなくてびっくり。
まったり2階席で観ようと思っていたのに。
雨の心配もあったし。
何年か前に来た時は開いてたのにな。
最近はこうなんだろうか。
1点リードされてるスコアを確認した時には同点で終わるのが精一杯かなと思ったので、
後半の立ち上がりに畳み掛けて逆転したのは全くの予想外。
まったり観るつもりがかなり興奮してしまった。
隣にいたお兄さんごめんなさい。
あの時間帯、東京の攻撃陣が高い位置で前を向いてボールを持てた。
東京には珍しく、通ればゴールに直結するようなスルーパスが連発できたのは
相手のプレッシャーがそれだけ弱かったせい。
じゃあなんで弱かったのかはわからないけれど。
直接ゴールに結びついたのはセットプレイからだけど、
(東京には珍しく)相手DFを崩してシュートを撃つ、クロスを上げる、
といったことが出来たから、CKを獲得している。
この、相手DFを崩す、ということを能動的に狙って出来るようになると優勝争いに近付くんだが
おそらく狙ってやっていない。
たまたま上手く行ったか、もしくは相手マター。
立ち上がりでプレッシャーが弱かったとか、たまたまうまくカウンターがはまったとかその辺の。
最近ではカウンターを撃っても、動きに工夫がない東京のカウンターは対応されてしまうから
高い位置でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けても、あれだけ見事に崩せる機会は少ない。
そもそも相手DFに対応マニュアルがなかったか、対応を誤ったか。
いずれにしろ相手マター。
まぁ何にせよ、勝って良かった。
中断期間(と言ってもナビスコがあるが)中に少しでもチームが向上していることを期待して。
追記
伊野波にダイナミックな動きが戻って来た。
右サイドからのクロスにファーからヘッドで飛び込んだのが規郎かと思いきや、
伊野波だったことがあったのがいい例。
伊野波ファンにとっては朗報だ。
やっぱりミッドウイークに代表合宿があったせいだろうか。
惜しくも最終メンバーからは落選してしまったが、頑張って欲しい。
意味あんのか [ FC東京 ]
FCソウル戦応援ツアー募集って。
京王観光は2つのコース。
青梅駅・京王八王子駅 発着
橋本駅・多摩センター駅 発着
こんなところからバスに乗るのか。
電車の方が速いでしょ。
日本旅行に至っては帰りのみ。
三鷹駅・国分寺駅・八王子駅・京王八王子駅 着
何ですかこれは。
味スタみたく南北方向の移動がしにくい立地でシャトルバスを運行するならわかる。
それをアクセス最高の国立でやる意味とは?
誰か教えて。
ブログの内容もマンネリ化している [ FC東京 ]
J1第17節 東京対ガンバ大阪は2-6で大敗。
J SPORTSでTV観戦。
ハマらなかった試合。
ガンバの選手は少々当たられたくらいではブレない強さを持ち、
突っつかれてもボールを失わないテクニックを持ち、
そして、周囲がボールホルダーを助ける方法を知っている。
東京の選手もいい試合のイメージ通りにアグレッシブな守備をしたかっただろう。
しかし少しずつ少しずつかわされ、離されて中盤での圧力を失った。
しかし今の東京は、チームの成長を定点で見守るおもしろさが欠如している。
構造的に変化をするような余地が残されていないからだ。
それに比べて昨シーズンの東京はおもしろかった。
毎試合毎試合、どう変わってくるか楽しみで目を皿のようにしていたものだ。
その度に失望させられたが。
その期待はワールドカップ中断明けの7月末まで続いた(この記事を書くまで)。
今年は5月の上旬である(この記事を書くまで)。
3ヶ月弱早い。
そりゃそうだ。
原監督は5年目なんだから。
内容に改善の見込めない対象を凝視し続けるのは難しい。
評価するべき項目が結果如何だけになってしまうからだ。
これは内容至上主義者を標榜する私にとっては非常につらい。
選手達ががんばっている、成長しているという実感が得られればこそ、愛着が沸くからだ。
マンネリ化し、戦術的に閉塞感の漂う現在の状況ではそれらを感じにくい。
がむしゃらで吹っ切れたような試合が少ないことも同様である。
戦術家原博実に期待出来ないのなら、モチベーター原博実の手腕をもっと見せてもらいたい。
付記
しかし遠藤もあんな顔してえげつないことをする。
規郎の得点のシーン、柔道のように腕を引き足を払って倒したあげくに蹴りを見舞っている。
遠藤に対する見方が少し変わりそうだ。
逆に橋本を見直した。
オシムに今頃そんなことを言ってるのかと顔をしかめられそうだが、すごい戦術眼である。
中盤の底から急に飛び出してガンバ追撃の1点目の起点になり、
いつの間にそこに?というポジショニングで逆転ゴールを決めたのも橋本。
稲本を彷彿とさせる。
代表の中盤の一角に食い込むのは難しいかも知れないが。
棚ボタ [ FC東京 ]
これは知人が某所で書いていたネタなのだが、なるほど!と思ったので書きたい。
J1千葉が監督批判のストヤノフ放出、移籍先など検討へ
このニュースを受け、あなたならまず何を思う?
千葉がいらんと言うなら欲しい、と思うのはどこのチームのサポーターも同じだろうが、
東京には一石二鳥の手がある。
そう、エバウドとの交換トレードである。
千葉にとってはまずストヤノフ放出ありき。
しかし優秀なDFだけに、補強は必須。
補強には資金が必要だから、ストヤノフ放出の際相応の移籍金を要求する。
他のクラブにとってはこの移籍金がネックになると予想されるが、
東京にはエバウドという手札があるので移籍金の軽減が可能だ。
しかもトレードなら補強に要する様々な段階をすっ飛ばして、放出と同時に補強が可能であり、
シーズン途中の今なら緊急性も高いだけにこの条件は強い。
問題は、やはりエバウドに日本での実績がないことだろう。
しかしチームにフィットさえすれば活躍出来ない選手でもないと思うし、
それほど現実味のない話ではないと思うが。
果たしてどう転ぶか。
いずれにしろストヤノフを獲得出来たチームは棚ボタだよなぁ。