3バックはやめて欲しいな [ FC東京 ]
明日はJ1リーグ第9節ガンバ戦。
ガンバの第1節のスタメンはこうだった。
GK 藤ヶ谷陽介
DF 加地亮
DF シジクレイ
DF 山口智
DF 家長昭博
MF 明神智和
MF 橋本英郎
MF 遠藤保仁
MF 二川孝広
FW フェルナンジーニョ
FW マグノ アウベス
前節第8節ではこう。
GK 藤ヶ谷陽介
DF シジクレイ
DF 宮本恒靖
DF 山口智
MF 加地亮
MF 橋本英郎
MF 遠藤保仁
MF 二川孝広
MF 家長昭博
FW フェルナンジーニョ
FW マグノ アウベス
選手としては、ケガの明神に代わって宮本の一人しか入れ替わっていないが、
4バックから3バックへとシステムの変更がなされている。
それに伴ってサイドバックだった加地と家長が、ウイングバックへとポジションを上げた。
シーズン開始当初の西野監督の言だと、宮本を控えに回しても
4バックがファーストチョイスのようなので、今は仮の姿か。
負傷の二川に代わって起用されるのは前田だろうか。
第7節鹿島戦で同様の布陣がスタメン起用されている。
この場合、フェルナンジーニョが1列下がることになりそう。
東京はナビ杯アウェイ横浜戦の時のように、相手に合わせて3バックになるのだろうか。
ガーロ監督はアウェイの時には特に、相手の良さを封じる戦い方を選択する傾向がある。
もしそうなら、ウイングバックを努める徳永と規郎は、加地の動き方を見習って欲しいものだ。
ナビ杯アウェイ横浜戦の時は、5枚になって厚いはずの中盤が、全く機能していなかった。
ポジションを上げたウイングバックが、サイドに張り付いたままで
守備やボール回しに参加しなかったからである。
徳永と規郎はMFとしての役割を果たさない
”若干ポジション上がり目なサイドバック”でしかなかったために
単にセンターバックを一人増やしただけで終わってしまった。
完全な失敗である。
中盤のプレイヤーとして機能するためには、
もっと内に絞ってプレイする時間を増やさなければならない。
その辺さすがに加地は慣れたもので、かなり流動的に動いている。
もともと戦況を読む戦術眼には優れているだけに、本領発揮といったところか。
戦術的に練れていない上にシステムも未成熟な3バックにしたら、
ガンバあたりには相当やられるのではないかと思うが、
明日の試合はJ SPORTSの録画放送を後日観ることになる。