がんばれ大宮 [ Jリーグ ]
見違えるような大宮サッカー場。
ホントに面影ないぞ。
それもそのはず、メーンスタンドの基盤意外は全部作り直したとのこと。
いいね。
座席数増えて15,300ていうのは少ないけど、まぁ仕方ない。
でもこのスタジアム、観られるJ1のサポーターは数少ない。
11/11のこけら落とし第31節大分戦以降、
12/1の第34節川崎戦のみ。
大宮は現在16位。
そのまま行って入れ替え戦で敗退したら少なくとも1年間はおあずけである。
残り5試合で降格圏内から脱出出来るか。
対戦相手は上述の大分、川崎以外に、30節横浜、32節甲府、33節東京。
来シーズン生まれ変わった大宮サッカー場で観戦したかったら、33節は大宮を応援すべし。
そんなわけないか。
久しぶりに筆が軽い [ FC東京 ]
名古屋へは行っていないので、J SPORTSの録画を観て気が向いたら。
それを除けば今日はこのニュースしかないでしょって感じのこれ。
FC東京・原監督の退任濃厚…後任はU-17城福監督が有力
復帰1年で…FC東京・原監督退任
F東京新監督に前U-17監督城福氏…原監督は今季限り
今まで当ブログへお越し頂いていた人にはおわかりであろう、私は原監督退任に賛成である。
そして、城福前U-17代表監督にはおおむね賛成である。
シーズン前に書いた記事、
方針転換
船出
で書いた通り、”漸進”主義から、”結果追求”主義へと方針転換を図った今シーズンに
今の成績は低過ぎる。
3位という数字は初めて見たので後付けの感がなきにしもあらずだ。
しかし明言はして来なかったものの、フロントが暗に示して来た態度と齟齬はないと私は思う。
FC東京というクラブを、その所属選手を知っている原監督を就任させたのは”結果追求”主義の現れだが、
その人選が間違っていたという点で当然ながらフロントにも責任はある。
現場が結果を出せなかったら、人材の登用をした上層部が何らかの形で引責しなければならない。
私の個人的な評価としては、シーズン中盤までの間で第一次任期時代に明らかになった
”高い位置からのプレッシング+ショートカウンターのみの行き詰まり”からの脱却を図ったものの、失敗。
結局東京の進むべき次なる方向性を示せずに終わってしまった(シーズンは終わってないが)という感じだ。
次の監督人事は城福監督ということだが、あのU-17の戦いぶりを観る限り大いに期待出来る。
報道にあるような育成に対してではなく、ピッチ上に実現される人もボールも動くサッカーに対して。
城福監督なら東京のサッカーを一段上のレベルへ引き上げてくれる、そういう期待を抱ける。
でもいくらユース年代で実績があり、東京のことを知っているとは言え、
もっと上のクラスの監督を探す努力は惜しまないで欲しいものだ。
城福監督はプロクラブのトップカテゴリーの監督経験はないんだし。
ただしクラブの目指す方向性については、おおいに賛成である。
敗戦は予選のスパイス [ 年代別代表 ]
昨日は夜遅く帰って来て、眠い目をこすりながら、いやうつらうつらしながらの
五輪予選アウェイカタール戦のTV観戦だった。
なので内容については何も言えない。
いろいろ記事を当たってみる限り、バリバリアウェイ仕様だったようで。
まぁ五輪代表のことだから、いつも通りっちゃそうかも知れない。
何はともあれ、ここで首位を譲ってしまったのはダメージが大きい。
得失点差だろうが、総得点だろうが、首位だった時と精神的な優位性は大きく違うだろう。
残り2戦、カタールはアウェイサウジ戦を残しているとは言え、
いくら自分達が頑張っても及ばない可能性があるという状況は精神的に大きくプレッシャーを及ぼす。
そしてこの状況下で最大の問題は、得点力である。
これまでの試合を観る限り、さぁ取ろうと言ってすっと取れるようなチームではない。
余計な力が入ってゴールが遠くなるのがオチだ。
次は1ヶ月後のアウェイベトナム戦。
そして中3日で最終節ホームサウジ戦。
おそらくサウジ戦は他会場も気にしながら(最終戦の同時刻開催は認められたんだろうか)の展開になる。
観てる方としては、娯楽度の高くなるので楽しみではあるが。
運営力 [ その他サッカー ]
富士スピードウェイで行われたF1日本グランプリが大変な修羅場になっていたようだ。
今回の惨状には遠く及ばないが、かなり規模を縮小したやつを私も体験したことがある。
2001年8月15日に行われたAFC/OFCチャレンジカップ2001
日本代表対オーストラリア代表於静岡スタジアムエコパである。
翌年に日韓ワールドカップを控えて、グループリーグと準々決勝合わせて3試合が予定されていたエコパでの
代表戦のシミュレーションとなった試合でもあったが、
46,404人を集めたこの試合の帰りは、徒歩20分弱の道のりに2時間を要し、
帰りのアクセスのあまりの悪さに、気の短い外国人がブチ切れるのではないかと多大な不安を残した。
だいたい以下のような感じである。
18:30 キックオフ
20:30 試合終了。スタジアムを出て徒歩で最寄りの愛野駅へ
22:30 愛野駅着。臨時列車で友人宅のある三島へ向かう
00:30 沼津駅止まりのため沼津で下車。もう電車がなくタクシーを拾う
01:00 友人宅着
徒歩20分のところに2時間もかかったのは、東海道本線の本数が少なく、
輸送力が不足していたために、駅への入場制限がされていたせいだった。
最寄り駅までの路上では、一向に進まない行列に苛立った観客が誘導の係員に罵声を浴びせて
それに腹を立てた係員が逆ギレする一幕も。
最初は単に行列が進まないことに対する腹立たしさだけだったのが、
時間が経つにつれて段々と、果たして家に帰り着けるのだろうかという恐怖に変わって行く。
目前に皓々と照らされる駅が見えるのに入れないというもどかしさが拍車をかけた。
私はあらかじめ静岡県内の三島にある友人宅に泊まる予定だったからまだよかったものの、
東京辺りに帰るつもりだった人は無事辿り着いたのだろうか
(21時過ぎに愛野を出ても新幹線を使えば普通に東京に帰れるので無謀な予定ではない)。
5月に行われたこけら落としの静岡ダービーではこの試合を上回る52,959人を集めていたが
大変なことになったというニュースはなかった。
近在のサポーターが大多数を占めていたために、最寄り駅への集中が避けられたのではないだろうか。
自国開催のワールドカップ前年の代表戦だけに、首都圏や関西から駆け付けるサポーターが多く、
東海道本線の利用に集中したのではないかと推測される。
夜の試合だったために終電までさほど間がなかったことがさらに助長させた上、
シャトルバスも積極的なアナウンスはされていなかった。
主催者は常に満員のスタジアムを目指す。
だがやっと訪れたその時は、主催者の運営力が試される時でもある。
見慣れた光景 [ FC東京 ]
J1第27節 東京対千葉は2-3で敗戦。
つくづく帳尻合わせの好きなチームだなぁと。
前半の動きの少なさ、攻守の切り替えの遅さは一体なんなんだと。
市原みたいな縦のポジションチェンジやらダイアゴナルやらクロスする動きやらを駆使してくるチーム相手に
ボランチの片割れが福西ってのはつらい。
ただでさえバイタルを空けさせられることが多いんだから。
まぁ福西だけのせいじゃないし、決定的チャンスに絡むポジショニングはさすが
(PKを誘った抜け出しへの茂庭のスルーパスは見事)。
千葉はいい動きしてフリーの選手を作るのがうまいけど、
3人目の選手にお前はこう動けって指示してたりする。
そのあたり、息ぴったりあうんの呼吸ってわけじゃないかも知れないが、
どうすれば相手DFを振り切れてフリーになれるかというイメージを共有出来ている。
東京の場合、受け手だけじゃなく出し手にもイメージがないから
いいポジションを取った選手がいても、パスが出てくるのが遅い。
千葉なんかヤバいと思った瞬間にはもうパスが出ている。
前半を観る限りこりゃ勝てんわと思っていたが、後半から前への意識が高まった。
しかし3失点目のPKは、ちょうど出て来た勢いを削がれる形になっただけに余計だった
(あれがなければ2得点目のPKもおそらくなかっただろうが)。
後半は盛り上がったけど、思い返すとそれはあまりにも見慣れた光景で、
試合終了時には少し醒めた自分がいた。
以下はスタジアムについて。
フクアリは2回目になるけど雨の日はつらい。
晴れていればこじんまりして良いスタジアムだが、雨の場合、居られる場所が限られるので狭苦しい。
座席も横幅、縦の間隔ともに最近のスタジアムにしては狭いし。
Jリーグの配っているビニールバッグは結構役に立った。
こんな記事で批判するような物ではないだろう。
それから運営。
トイレの少なさにはアホかと。
南2ゲート下りたところにトイレがあるなんてアナウンスしてたけど実際は開いてなく、
東京サポが指摘してあわてて開けてた。
浦和の場合はアウェイサポに対して確信犯的にホスピタリティを放棄しているが、
千葉の場合は、下手かどうでもいいと思っているかのどちらか
(結果としてはどれも同じ)。
10年以上仮設スタンドでサポーターを”歓迎”してきた千葉だから今更と言えばそうだが。
予想は覆る [ その他サッカー ]
イングランドプレミアリーグは一部を除き第7節が終了。
大方の予想を覆し、新生アーセナルが1試合少ない状況にも関わらず単独首位に立っている。
アンリが抜け、最大の得点源を失ったにも関わらず相変わらず大型補強に踏み切らなかったアーセナルが
この開幕ダッシュを見せるとは誰が予想しただろうか。
最大のポイントは得点力をアデバヨルとそしてセスクがカバーしたことだ。
アデバヨルはなんと4試合で6得点。
セスクは6試合で4得点。
セスクのシーズン最多得点は確か3点だが、6試合消化時点で既にそれを超えた。
いつも通り、こだわり抜いたパスサッカーは健在。
加えて、セスクを筆頭としてフレブも、
以前からミドルシュートに多大な自信を持つロシツキーも、フラミニも
MF陣が積極的にシュートを狙う。
前節ダービー戦ではディアビの強烈ミドルが口火を切った。
以前はペナルティエリアはおろか、ゴールエリア内でもショートパスをつなぐくらい
崩しきった状態でしかシュートが来なかったが、
今シーズンはバイタルエリアからミドルシュートがどんどん飛んで来る。
そのミドルシュートにしても、撃っとけ的な甘っちょろいものではなく、正確に枠へ強シュートだ。
そしてミドルシュートを警戒して前に詰めると、その裏のスペースを狙ってスルーパスを通されるという、
何ともやっかいなチームになってしまった。
アンリが抜けたことでひとりひとりの得点への自覚が促され、それが好結果をもたらすという
非常にわかりやすい展開だが、シーズン前は予想だにしなかったことである。
何しろ簡単に言うと「アンリが抜けて得点力がアップ」する逆説的な現象なのだ。
元々持っているポテンシャルが高く、それが表面化した、というあまりおもしろくない結論になってしまうが、
そうとしか考えられない。
しかも10月下旬のリバプール戦まで強豪とは当たらない。
苦手なボルトンとは10月20日に当たるが。
少なくともその頃まではアーセナルが首位を突っ走りそうな勢いである。
目には目を [ FC東京 ]
FC東京“おしんサッカー”で5連勝&J1通算100勝狙う
おしんサッカーっていうとなんだそりゃって感じだが、要は仕返しをするなと。
サッカーを始めた時に先輩から言われた。
「やられたらやり返せ」
でも私には出来なかった。やろうとも思わなかった。
いくら向こうからやってきたからって、性格的に無理なのだ私の場合。
サッカー界では仕返しするのが当たり前の風潮だ。
でもそれは間違っている。
そんなものを見せられて愉快な気になるわけがないからだ
(もちろん最初にやった方が悪いのは言うまでもない)。
私はプロサッカーを観に来ているのであって、アマチュア格闘技を観に来ているのではない。
こんなことがニュースになってしまうことこそが問題だ。
鞍替え [ その他サッカー ]
スカパーの新サッカーセットの宣伝が来た。
サッカーセットから脱退したからだ。
昨シーズンまではスカパーサッカーセレクション+チャンピオンズリーグセットで
主にプレミアリーグとチャンピオンズリーグ、たまにセリエを観ていた。
本当はセリエよりリーガエスパニョーラが観たいのだが、
さすがにリーガのためだけにWOWOWに入るのはもったいない。
今回サッカーセットがまた刷新されて、WOWOWを含めたセットが出来た。
プラス1600円は安くなっていはいるが、でもやっぱり高い。
もうひとつ大きな変化が、プレミアの放送権をJ SPORTSが獲得したことだ。
ということはサッカーセットを契約しなくても、
J SPORTSを契約すれば最大の目的であるプレミアは観れてしまう。
その上、プレミアのクラブを中心にチャンピオンズリーグも一部OKだし、Jも録画で観られる。
Jはどうせ2/3くらいはスタジアムに行っているから録画で観られれば十分なわけである。
心残りはリーガだが、まぁ仕方ない。
WOWOWからどこかよそへ移るのを待つしかない。
NHK BSでリーガの中継をやっていた頃が懐かしい。
というわけでスカパーサッカーセレクション+チャンピオンズリーグセット3600円をやめて、
J SPORTSの1,2&Plusで2100円にした。
残る心配はチャンピオンズリーグが決勝トーナメントに進んだ時に、J SPORTSの放送枠がどうなるか。