ノーリスク ノーリターン [ 日本代表 ]
新潟県中越地震復興支援チャリティーマッチ がんばれ新潟! ジーコ監督記者会見コメント
GKは楢崎、DFは3バックで秋田、小村、森岡、中盤には名良橋、服部、本田、山口、名波、FWにはカズ(三浦知良)と中山システムは異なるが、先日の記事での予想メンバーと、沢登の代わりに小村が入った点しか違わない。
私は予想がほぼ的中したことを自慢したいのではなくて(ちょっとあったりするが)、
今回に限らずジーコの考えることがあまりにも単純で予想の範囲内であることだ。
サプライズがない
(まさかまた同じじゃないよな。ってまた同じかよ!みたいな逆説的なサプライズはあるが)。
サプライズがあればいいってものではない。
だが、チームは監督の姿勢を反映するものだ。
口でいくらリスクを冒せ、チャレンジしろと言ったところで、
当の監督が臆病な選手起用、安全第一な戦術を志向していたら説得力が生まれるわけはない。
監督がリスクを冒せないで、プレッシャーのかかる試合の中で
選手たちがより安全に、堅実になるのは当然の帰結だと言えよう。
先日も書いた通り、週刊サッカーマガジンの岡田監督によるジーコインタビューから、
現在の代表のサッカーが、ジーコの意図するものを全く異なったものであることが判明した。
しかし傍から観る限り、選手たちは忠実にジーコイズムを体現している。
この大いなる齟齬。
修正できるのはジーコただ一人。
しかしジーコ自身はおそらく齟齬の原因が自分にあるとは自覚していない。
日本代表の未来は暗い。
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