あの頃を思い出せ [ 年代別代表 ]
「点が取れない」と不評のU23代表。
でも私はタルい、ユルい、ヌルいフル代表の試合よりよっぽどおもしろかった。
試合の真剣度を測るのにいいバロメーターは、フィフティボールへの踏み込みの深さだと思うが
オマーン戦、タイ戦より、明らかにオーストラリア戦の方が深い。
なにゆえアジアカップ本大会の試合よりも親善試合の方がガチンコ勝負になるのか。
答えは簡単というよりわかりきってるが、実力に開きがあるからである。
フル代表の戦いぶりは、良く言えば(後藤健生曰く)省エネサッカー。
そして実力が拮抗、あるいは上の者に対して省エネで勝てるわけがないのは自明だ。
つまりオマーンやタイとは実力差があった。
このように、現在フル代表が展開しているサッカーそのものが1つの証拠になる。
実力に開きがあるなら高質なサッカーを見せてくれとも思うが、それとは別に
例え競技レベル(サッカーの内容、質)が低くても、死力を尽くす真剣勝負がおもしろいのは
J1参入決定戦や、女子代表の北朝鮮戦で立証済み。
きっと五輪代表は、本大会でもひたむきに勝利を目指して
私たちの心を動かしてくれるだろうと思う。
でも五輪代表も、アルゼンチンワールドユースの頃(特に直前と本大会チェコ戦)は
スルーとワンツーを多用した素晴らしい攻撃を展開してたし、
その後のツーロン国際でも私は未見だが、すごかったらしい。
ワールドユースの時の監督は西村監督、ツーロンは小野剛監督だった。
山本監督になってからなんだよね。攻撃が回らなくなったのは。
その代わり戦う集団になった。
ワールドユースの時のようなひ弱な感じは消えた。
この上、以前のような素晴らしい攻撃を展開してくれればベストなんだが。
PR