天誅を喰らわせてやる [ 女子サッカー ]
オリンピック北京2008 女子最終予選のグループ分け、
日本、タイ、ベトナムのA組に最後に加わる国が韓国に決まった。
1次予選を韓国と香港の一騎打ちで戦い、
2戦合計の勝者が最終予選のB組、敗者がA組に入ることになっていた。
状況を鑑みるに、韓国は日本と同じA組に入るためにわざと香港に負けた可能性が高い。
その理由は、組み分けを並べてみるとよくわかる。
A組 日本 タイ ベトナム奇しくも女子W杯と開催国が同一な次のオリンピック。
B組 オーストラリア 北朝鮮 台湾
おかげで比較がしやすい。
先日なでしこジャパンが大陸間プレーオフでメキシコを下し、W杯への出場を決めたが、
その予選を兼ねていた女子アジアカップで、
日本は開催国である中国を除いた第3位であったためにプレーオフに回る羽目になった。
中国を除くトップ2に入ったのがオーストラリアと北朝鮮である。
つまり、1位抜けしか許されない最終予選において、B組は激戦の死のグループなのだ。
日本はラッキーだった。
1次予選の勝者が何故難しい方のグループに入れられるのか甚だ疑問だが、
あらかじめくじ等で決まっていたのだろうか。
いずれにしろそうなんだから仕方ない。
オリンピックに出場する可能性の高い方がどちらの組かは明白だ。
その可能性を高めるために意図的に敗者になることと、
スポーツそのものの意義とを天秤にかけ、
わざと香港に負ける道を選んだとしても不思議はない。
まぁそんな奴らはなでしこジャパンがこてんぱんにやっつけてやるけどね。
長い戦いの終わり [ 女子サッカー ]
女子ワールドカップ中国2007 予選大陸間プレーオフ第2戦 なでしこジャパン対メキシコは1-2で敗戦も
2戦トータル3-2でワールドカップ出場決定。
TV東京でTV観戦。
苦しい戦いは予想していたが、これほどとはという、解説の松田岳夫の言葉通りの試合だった。
日本は、地理的条件に加えてメキシコの圧倒的な前への圧力の前に押されまくり、
攻撃は寸断され、守っては後手後手にまわって次々とフリーで仕事をされる。
ハイプレッシャーの中だと判断力が低下してしまうのは以前からの課題だったが、
これ以外にも、酸素の希薄さと高い気温が予想以上にプレーに影響を及ぼし、
目を疑うようなプレーが続発した。
1失点目となったPKは、宇津木が意味不明の体当たりをくらわせたものだし、
2失点目はクロッサーに全くプレッシャーがかからなかった上、
CB2人のマークが重なってしまい、しかもボールに対してかぶり、
最注意人物であるドミンゲスにフリーでボールを受けさせてしまった。
ほかにも、フリーなのにどこに蹴ってるのかわからないボールを出したり、
簡単にタッチラインを割ったり。
まさに予想外だった。
それでも日本はワールドカップ出場を勝ち取った。
今はただ、様々な形でのプレッシャーをはね除けて戦ったなでしこジャパンに
ねぎらい賞賛の言葉を。
最大の賛辞 [ 女子サッカー ]
ドーハ・アジア大会の日本女子代表戦のテレビ中継で初めてサッカーというスポーツに触れた、という人がもしいたなら「サッカーというのは女子のために作られたスポーツに違いない」と思ったでしょうね上はアジア競技大会ドーハ2006での、なでしこジャパンの戦いぶりに感銘を受けたという
オシム監督が大橋監督に贈った言葉である。
記事中では”ねぎらいの声”と表現されているが、私が思うに、これは
オシムの最大級の賛辞である。
言い換えれば、なでしこジャパンのサッカーはオシムにとってのディスイズサッカーであったということだ。
予選で敗退すれば、再び女子サッカー冬の時代に逆戻り
そんなプレッシャーにさらされ続けるなでしこジャパン。
ある意味男子よりも勝負にこだわらなければならない状況にあると言える。
だが、そのなでしこジャパンが見せるサッカーは、世界でも有数のきれいなサッカーなのだ。
なでしこジャパンはきれいなサッカーその1
なでしこジャパンはきれいなサッカーその2
なでしこジャパンはきれいなサッカーその3
やってくれた [ 女子サッカー ]
女子ワールドカップ北京2007予選大陸間プレーオフ第1戦 なでしこジャパン対メキシコ代表は2-0で勝利。
勝った。
2得点をあげ、そのうえ無失点に押さえたのは大きなアドバンテージになった。
アウェーで1点でもあげようものなら、ワールドカップ出場はほぼ確定である。
前半、日本が風上を取ってホーム側ゴールに攻めて来る形になったのだが、
中盤でのプレッシャーがきつく、なおかつ荒川が徹底的にマークされて
くさびのボールをキープ出来ない状況を踏まえ、
長いボールで裏のスペースを意識した攻撃をもっとしても良かった。
せっかく得た風の利を生かせなかった印象が残る。
一方、風に助けられたと思ったこともあった。
メキシコが風上に立って攻めて来るようになった後半、
DFラインを高い位置で突破されたのを見て福元が出ようとしていったん止まり、
中途半端なポジショニングになってしまった。
それを見て相手FWが長いループシュートを放ったのだが、クロスバーへ。
風がなかったらその分伸びずにあるいは入っていたかも知れない、ひやりとさせられたシーンだった。
今日の試合は緊張もあったのか、簡単にボールを失う場面が目についた。
得に荒川の調子はあまり良くなかったようだ。
それでもなでしこはサイドをえぐってのピンポイントクロスから2点。
先制点はまたしても澤である。
澤は2点目のアシストも決めており、本当に大一番に強い。
だが澤も今年で29才。
2004年のアテネ五輪最終予選当時の、ピッチ上で別格のオーラを放っていた澤ではさすがにない。
その後継を荒川に期待しているのだが、今日は程遠い出来だった。
がんばれ。
今日は1万人の観衆が集まったが、ゴール裏は寂しかった。
いわゆるコアなサポーターは100人もいないくらいである。
私の印象では、ほとんどが普段なでしこリーグのクラブを応援しているサポーターだ。
Jの日程とかち合わせたJFAとJリーグの罪は重いが、
首都圏のかけもち可能なJのサポーターも来てくれなくて残念だ。
メキシコ トルーカは高地らしい。
前回アステカで2-2の引き分けに持ち込まれたメキシコは、サポーターの大声援よりも地の利を選んだ。
その選択を後悔させてやる。
やってくれるさ、なでしこは。
あの暑かった夏の日のように [ 女子サッカー ]
いよいよやってきた女子W杯プレーオフ第1戦。
2002Worldで前回のプレーオフについての記事が掲載されている。
これまでなでしこジャパンに興味のなかった人はこれを足がかりに、
明日国立へ参戦予定の人は思いを新たにして欲しい。
プレイバック 2003女子ワールドカップ・アメリカ大会 大陸間プレーオフ
前編
中編
後編
記事中でも触れられているが、現在のなでしこジャパン人気のきっかけとなったプレーオフ。
今回も勝って更なるはずみをつけたい。
そう、ぼくらは勝つさ。
あの暑かった夏の日のように。
行くぞ! [ 女子サッカー ]
JFAのホームページが女子ワールドカッププレーオフの臨戦態勢に突入した。
敵はメキシコ。
決戦の地は国立、そしてトルーカ。
行こうぜ、国立!
行くぞ!ワールドカップ!!
それはない [ 女子サッカー ]
大竹奈美がなでしこ応援を呼びかけ
私はハナっから行くつもりなんだが、つい先頃恐ろしいことに気がついてしまった。
対大宮戦於埼スタとかぶっていることに
(正確には重なっていない。が、両方かけもちで観ることは間違いなく不可能)。
おいおい、どういうことよ。
この大事な試合がどうしてJの試合とかぶってんだよ。
まさかそんなアホなことがあるはずないと思って想像すらしていなかった。
だってこのプレーオフの日程は去年の段階で決まってんだぞ。
ふざけんなよ。つーかバカ?
まぁ首都圏の観客動員上位3チーム(浦和、東京、横浜)のうち、横浜は夜の試合で、
浦和は翌11日に試合があるから、かけもち出来ないのは東京だけではあるが。
でもひとりでも多くのサポーターを集めたいこの試合に対する扱いじゃないだろうこれは。
JFAは今国立へ行こう!なんつーキャンペーンを打ってるが、
その前に日程なんとかしろよ。
目指せ4万5000 [ 女子サッカー ]
詳細決定である。
決戦は、1ヶ月後。
女子ワールドカップ中国2007予選 プレーオフ第1戦前回大会のプレーオフ第1戦、メキシコのアステカスタジアムには7万人の大観衆が集まった。
2007年3月10日(土)14:00キックオフ
なでしこジャパン対メキシコ女子代表於国立競技場
我々だって負けてはいられない。
女子ワールドカップUSA2003予選 プレーオフ第2戦 対メキシコ 12,743人
アテネオリンピック女子アジア地区予選 準決勝 対北朝鮮 31,324人
次は4万5000だ!