この時期でか [ 女子サッカー ]
女子代表の大橋監督が退任
私にとってはかなり驚きのニュース。
当ブログでは何度も書いているし、オシムも認めるように、
なでしこジャパンのサッカーのレベルは世界基準で見てもトップクラスである。
もともと上田監督の頃から高いレベルのサッカーをしてはいたが、
それをワンランク上に引き上げ、強豪国相手にもそれなりの試合を出来るようにしたのが大橋監督だ。
以前は体格の良い強豪国相手には手も足も出なかったなでしこジャパンだが、
9月に行われたワールドカップのグループリーグ第3戦では、
前回優勝国であり、この大会で連覇を果たすドイツ相手に物怖じせず互角に戦い、
しかも内容では上回っていた。
これは間違いなく大橋監督の功績である。
記事を見ると大橋監督が契約を更新しなかったということだが、うーむ、何故だろうか。
全くの憶測だが、サッカーそのものではなく、周辺の事情が原因のような気がする。
ちょっと手詰まり感はあったけど、それでも北京五輪まではやって欲しかった。
なかなかあのレベルのサッカーを具現化出来る人はいないし、
いかなる相手にも実力を発揮出来るようになってきていただけに、
北京五輪への期待が高まっていたところだったのに。
協会としても後任人事に頭の痛いところだろう。
一番手っ取り早い方法で、なでしこリーグの現役監督の引き抜きがあるかも知れない。
なでしこリーグは12月15日(土)の1部2部入替戦を最後にシーズンを終える。
オフの間にその辺の交渉が行われる可能性はありそうだ。
いずれにしろ、北京五輪でのなでしこジャパンのサッカーはどうなるのか。
不安と期待が混じる。
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