欧州の壁 [ サッカーゲーム ]
EWETその8。
CLグループリーグ始まる。
グループ分けを見ると毎度のことながらガッカリする。
レアル・マドリー、マンチェスター・U、PSV、マルセイユ。
2強2弱。
とりあえずグループ2位を目指すしかない。
どうせNBOXでイケイケドンドンサッカーしか出来ないんだから。
初戦はホームでのレアル・マドリー戦。
いきなり大本命とあたる。
初戦ホームで負けたりしたら一気に勝ち抜きに暗雲が垂れ込めるところだ。
だがこの試合、シーソーゲームを制してなんと3−2で勝ってしまった。
銀河系軍団を破ったぞ!
思わずTVの前で吼えてしまった。
CL予選以降に行われたリーグ戦3試合で3連敗していただけに嬉しさも倍増である。
NBOXは強者相手には効くのかも知れない。
続くアウェイでのユナイテッド戦は先制するも逆転されて1−2の敗戦。
やはり強い。とても守りきれないという印象だった。
第3戦はPSVをホームに迎えた。
PSVのワイドな攻撃に3バックのサイドのスペースを突かれ、
やや主導権を握られる展開となったが、後半なかば過ぎにの得点を守りきって勝利。
前半戦を終えてグループDの順位は以下のようになった。
1位 マンチェスター・U 勝点9 3勝0分0敗
2位 マルセイユ 勝点6 2勝0分1敗
3位 レアル・マドリー 勝点3 1勝0分2敗
4位 PSV 勝点0 0勝0分3敗
なんとレアルを抑えて単独2位。
グループリーグ突破に向けて視界が開けてきた。
2位を争うレアルとの直接対決を引き分けに持ち込めば、なんとかなるかも知れない。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
第4戦そのレアルとの直接対決、サンチャゴ・ベルナベウで、
圧倒的な個力に屈してマルセイユは0−3の完敗を喫する。
得失点差でレアルが2位となった。
それからは何かが切れたように負けが続いた。
ホームのユナイテッド戦に0−1で敗戦。
勝てば2位の可能性もあったアウェイのPSV戦にも0−1で敗戦。
結局2勝4敗、グループ3位で終了した。
欧州の壁は高い。
フェルナンド・トーレス、バモゴの2トップを擁する攻撃陣は
欧州でもなかなかのレベルではないかと思うが、
DMFを含むディフェンス陣ははっきり言って2流だ。
これで勝ち抜くのはさすがに難しい。
それとやっぱり3バックはサイドが弱い。
サイドを突かれてCBを釣り出されると中が甘甘になってしまう。
DMFを外に開きかつ下げて実質5バックのようにしても、FWに2人割くと中盤でボールを拾えず
押しまくられて結局失点する羽目になってしまう。
実際のNBOXは3バックの弱点であるサイドの守備を、大きく開いたDMFと
上がりめのサイドハーフでカバーすることによって克服したものだったが、
EWETでその辺を再現するのも限界がある。
当たり前と言えば当たり前だが。
来シーズンは4バックにしよう、そう思ってCLを終えたのだった。