5年目の挨拶 [ その他サッカー ]
当ブログは開設以来丸4年が経過し、昨日から5年目に突入である。
開設以来来場者数はあまり増えていないが、
中には熱心なリピーターとなってくれている読者もいらっしゃるようで、
そんな方々にはこの機会に感謝の意を表したい。
4年前のこの時期と言えば、アテネオリンピック予選開催の直前である。
私にとってこの予選は非常に思い出深く心に残っている。
まず2次予選から国内開催は全試合を観戦したこと。
それまでオリンピック予選でもチケットを確保するのが困難で、
最終予選をゲットするのははほぼ不可能な状況が変わった。
要は五輪代表の人気が低下したということだが。
それからアトランタ、シドニーに続く3回連続出場を果たすわけだが、
かなりの激戦だったこと。
UAEラウンドから日本ラウンドへ、短期間に激闘をくぐり抜けたという印象である。
特に日本ラウンド第1戦でバーレーンに対して敗北を喫した後、
浦和美園駅に向かうサポーターたちの、まるで葬送の行進のような重い足取り。
最終戦、日本がUAEと戦っている間、
レバノンを応援するために西が丘へ向かったサポーターたちの思い。
それ以降、フル代表も五輪代表も下降線を辿る。
ミーハーなファンが去ったところで私個人にとっては望ましいことだが、
最大の問題は内容がつまらなくなったことだ。
内容を求めるなら、U17やU20の世代に視線を下げなくてはならない。
また、あの時のような興奮を味わいたい。
ふとそんなことを思う5年目の春なのであった。
うーん [ FC東京 ]
ネドベドが来るなら、そりゃ期待もするし応援もするが、補強としてはどうなのよと思う。
実際のプレーは観てないけど、35の高年俸の選手を獲得する意味って。
昔みたいに無名で地味だけどチームに合った、人間的にも良い選手を吟味して獲得した方が
結局は長期的にも効果を上げることが出来るし、
そういう地に足のついた、漸進主義が(最大ではないかも知れないが)効果的な推進力だと思うんだけど。
2人目 [ FC東京 ]
決まったのはいいけど、どうも背番号が気になってしまうエメルソン。
逃げを打ってるように感じてしまうのは私だけだろうか。
まぁ何にせよ頑張ってくれと。
正確は例によって折り紙付きなんだろうから、頑張るのはデフォルトだと思うが。
その道の行く手には [ その他サッカー ]
鈴木がMLS入り、チバスUSAと契約へ
久しぶりに見た銀狼という鈴木の異名。
ちょうどコンフェデでブレイクした時の鈴木が銀髪だったので付いたあだ名だが、
コロコロ髪の色、髪型を変えるので自然と使われなくなった。
が、鈴木に付いた異名の中では一番格好いい。
しかしヴェルディや大宮を蹴ってMLSに行くとは。
飽くなきチャレンジ精神。
さすが鈴木だ。
それにしてもこれエッジの効いてる記事だよね。
”世界を渡り歩いてきた開拓者”とか
”さすらいの銀狼が太平洋を渡る”とか
かなり鈴木に対する思い入れが感じられる。
温度差の違いはこちらの報知の記事と比べるとよくわかるのではないだろうか。
銀狼の行く手に終わりはない。
あるのは更なる道の続きだけだ。
道半ば [ 日本代表 ]
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦はまだ観ていない。
だが、スポーツニュースでオシムの姿は見た。
我ながら驚いたが、ちょっとショックを受けてしまった。
眼光は以前と変わらないものの、憔悴した姿。
生死をさまようほどのものだったんだと容易に想像出来るその姿。
日本サッカーに愛情をそそいで、でも道半ばで倒れたその姿を
私たちは忘れてはならない。
災 [ FC東京 ]
今季最大の補強が...
昨シーズンの事件について我々はネット上のニュースを通じて知っているけど、
フロントは知らないのだろうか。
大宮が公式に発表するようなことではないし、内々に情報を流すとも思えない。
スポーツ紙やネット上を流れるニュースだけではフロントは判断しづらいだろうとは思う。
ただ、君子危うきに近寄らずと言う通り、やめておいて損はない。
虎穴に入らずんば虎児を得ずというような状況じゃないし、
対戦相手に困ってるわけでもないだろうし。
全く情報を知らなかったらどうしようもないが。
現実としてゲームキャプテンを任せるようなCBが最低でも開幕前まで離脱。
いきなり厳しくなった。
ドイツ [ その他サッカー ]
最近ドイツが熱い。
稲本フランクフルト、長谷部ボルフスブルク、小野ボーフム。
おまけで菊地イエナ。
昨シーズン活躍した高原は帰って来てしまったが。
特に長谷部が観たいんだけどな。
彼がボルフスブルクでどれくらい出来るのか。
しかし観るためにはフジ739単独か、JリーグライブDXを契約する必要がある。
プレミアとUCLしか観ない私にはキツい。
以前はTV代に7,8千円くらいかけていた時期もあったが、さすがにそれはかけ過ぎだと思うんで。
縦 [ 日本代表 ]
岡田監督の初陣 日本代表対チリ代表。
家でTV観戦。
現地へ観戦に行った知り合いによると国立は”冷凍庫”だったとか(単に気候的な意味で)。
さて岡田監督の初戦ということで注目の集まった国際親善試合だが、
目に付いたのが、縦の動きが多いということ。
人もボールも。
ジーコ監督時代の日本代表が比較しやすいが
マイボールになって攻撃の機をうかがう時、DFラインでのボール回しをする。
右SBから右CBへ、そこから左SBへパス。
左SBがダイレクトで左CBへ戻し、また右CBにパス。
時折ボランチの選手が自ゴールを向いてボールを受けたりを織り交ぜはするが、
基本的にボールの動きは横が多い。
昨日の試合では違った。
まずくさびという感じである。
ダイレクトで戻すことになっても構わない。まずくさびを入れる。
そしてFWが下がってくさびを受ける時、必ず周囲の選手がオーバーラップをかける。
くさびを受けたFWが落としたボールは、今度はオーバーラップをかけた選手に出る。
という風にボールは縦に激しく動く。
上記のように初戦にしては結構はっきりと色を出せた試合だった。
しかしあと10日後にはワールドカップアジア3次予選が始まってしまう。
岡田監督率いる日本代表は、いきなり荒波立つ外海へと船出することになるわけで、
色を出せたとかどうこう言えるような状況ではない。
まぁ岡田監督は短期的には結果を出せる監督なので3次予選くらいなら心配する必要はないが。