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Yes [ その他サッカー ]

UCL決勝トーナメント1回戦2ndレグ ミラン対アーセナル 0-2でアーセナル。

いやー嬉しい。
アーセナルが、ミランのカカ頼むぞサッカーに勝ったことが。

セスクの決勝点はもちろんすごいシュートだが、ミランとの違いを際立たせたのは2点目。
タックルによっていったんは倒れ込みながらも、素早く立ち上がって更なる攻撃につなげるその姿勢。

リアリズムと言えば聞こえは良いイタリアのクソつまらんサッカーに
アーセナルの美学が勝った瞬間だった。

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鮫島 [ 女子サッカー ]

既に数日前のニュースだが
なでしこジャパン キプロス遠征メンバー発表

一見してわかる通り、新戦力の発掘を意図した選考となっている。
中でも学生からの抜擢が目立つ。

 DF 熊谷紗希  常盤木学園高等学校
 MF 佐藤衣里子 早稲田大学
 FW 後藤三知  常盤木学園高等学校

しかし、私の個人的な注目選手はマリーゼの鮫島彩。
各年代での代表選出経験はあるものの、フル代表は初招集だ。

鮫島は昨シーズンのなでしこリーグカップ準決勝で観た選手。
やや個人能力に劣るマリーゼの選手の中で、際立つボールテクニックを持つ。
浦和との準決勝では最後の最後で力を振り絞って仕掛けたドリブル突破が同点PKを呼び込んだ。

テクニックと最後まで頑張れるスキルを兼ね備える私好みの選手なのである。
ただ、現代表の攻撃的な選手は総じてスキルが非常に高い。
そこに割り込むとなると、ちょっと厳しいか...

野蛮人にサッカーをさせるな [ その他サッカー ]

エドゥアルド、欧州選手権も絶望

この試合観てた人も多いと思うけど、本当にひどかった。
エドゥアルドはショック状態に陥って酸素吸入が必要なほど。
しかもクリシの、サッカー人生に何度あるかというくらいのポカミスによって
ロスタイムに同点に追いつかれ。

実況と解説が盛んにバーミンガムの10人になってからの頑張りをほめてたけど、
あんたらそれでホントにいいのかと思った。
足首の複雑骨折という選手生命を絶たれても何の不思議もない怪我を負わせた選手のチームが
のうのうと勝点を得ることを許されていいのかと心底思う。

放送席の彼らには立場があり、そして私にはアーセナルに対する思い入れがある。
それによってある程度の温度差が生じるのは止む無しとしても、
相手チームのポイントゲッターを怪我で退場させるに乗じて
勝点を得るなどといった行為が許されていいはずはないのだ。
テイラーへの怒りは無論のことだが、金子と永井へも違和感を感じずにはいられなかった。

サッカー界はラフプレイに対する罰則が甘い。
せいぜい数試合の出場停止になるのが関の山だ。
おかしいだろどう考えても。

今回のエドゥアルドにしたって、9ヶ月間もの間プレーが出来ない。
それと同程度の期間の処分を下すのが筋ってもんじゃないかね。
しかも事故で起きてしまったことなら情状酌量の余地はあろうが、今回のは明らかに故意である。
野蛮人にサッカーをさせるなと。

自信を胸に [ 女子サッカー ]

東アジア女子選手権 なでしこジャパン対中国女子代表は3-0の完勝。
TBSの録画放送で観戦。

解説の野田朱美は
「課題はいっぱいあるけど、今日はとにかく優勝出来たことを喜びましょう」
って言ってたけど、この試合に関してはほぼ完璧だと思う。
心配していたラフプレーもあまりなく、爽快な試合だった。

なでしこは、体格のいい相手にガンガンプレッシャーに来られると
途端に力を発揮出来なくなるという弱点を持っている。
放送中で言われていたが、中国のGKは確か183cmとなんとヨシカツよりもデカイ。
CBもデカイし、ヨーロッパの巨人国並みである。

その中国がかけてきた序盤のプレッシングをかわして自分達のペースに持ち込むことが出来た。
そしてそれ以降は試合を通してなでしこペース。
やや落ち目だがかつては世界のトップ3だった中国女子代表を圧倒した。

守備でも池田が復帰し、安定感抜群のディフェンスブロックを築く。
相手のミスにも助けられて高い位置でもボールを奪えて速攻につなげられた。

巧みに相手の裏を突く攻撃とスキルフルなドリブルで完全に崩す場面が続出。
あれだけ崩せばシュートもそら入るわなぁというくらい。

オリンピックを控え、大きな自信を得た大会になった。

快勝、だが次戦が... [ 女子サッカー ]

東アジア女子選手権 なでしこジャパン対韓国女子代表は2-0の勝利。
TBSの放送を録画で観戦。

あれだけ高い位置でボールを奪えて、高い位置で前を向いてボールを保持出来れば
そりゃ勝てるだろうという、そういう試合。

大橋監督時代よりさらに運動量の上がった前からの守備。
DFリーダーの池田が不在の中、安定感抜群のCBコンビ。
体が強く、冴え渡る読みで中田ヒデ的なDF力を見せるボランチ澤。
佐々木新監督にとっても、収穫の多い大会になっているんじゃないだろうか。

攻撃も多彩だ。
ベレーザ勢を中心としたたくさんの選手が絡んで構築される攻撃は
ダイレクトプレーも多く、観ていて楽しい。

ただ、これが北京五輪で対戦する国相手に通用するかどうかは正直言ってわからない。
相変わらず世界トップクラスの質を誇ってはいるが。

心配なことがふたつある。
初戦から体調不良の池田に加え、宇津木と阪口も体調不良でベンチ登録されなかったこと。
何か悪いものでも食べたのか。

もうひとつは、男子の対中国戦の再現がないかどうかである。
日本2勝、中国1勝1敗で迎える第3戦は、中国が勝てば優勝。
男子のあの試合を観るだけでもかなり不安にさせられるのに
女子の場合は優勝がかかっている。
相当ヤバいことになりそうな予感だ。

精神的成熟 [ 日本代表 ]

東アジア選手権日本対中国、1-0で勝利。
TBSの放送を録画で観た。
久しぶりに代表の試合で心揺さぶられる試合だった。

あれほどの逆境の中でよく勝ったと思うし、なにより、
相当カッカ来る状況で冷静にファイトする日本代表は、まさに岡田ジャパンと言ったところか。

特に安田が相手GKによる飛び蹴りで負傷退場した後の日本代表の献身的でアグレッシブな守備。
怒りをプレーへの活力に変える精神的な強さには脱帽である。
遠藤なんかも相当走っていて(最近この言葉は安くなっていてあまり使いたくないのだが)
感動すら覚えた。

同点にされていたらこの努力が報われなくなってしまうところだったが、本当によく耐えた。
日本代表が耐えに耐え、我慢に我慢を重ねてつかんだ勝利。
後から振り返って、あの試合の勝利が大きかったと記憶される試合になるかも知れない。

守備から入れ [ 女子サッカー ]

東アジア女子選手権 なでしこジャパン対北朝鮮女子代表は3-2の勝利。
これまたTBSの録画中継で。

佐々木監督は就任会見で「相手の良さを消す」と述べ、
大橋前監督よりも守備に重きを置いた戦術をとることをうかがわせた。

が、初戦となったこの東アジア選手権で披露された布陣を見ると
フラットに並んだ中盤に守備的な選手は一人もいないという攻撃的布陣だった。

おそらく、ボールを奪った後に多彩な攻撃を仕掛けたいという意図が先にあり、
それで攻撃的選手を多数使うことを可能にするために
守備意識の向上を目的とした発言だったのではないだろうか。

攻撃に長けた選手を多く起用するには、足りない守備力をどこかで補わなくてはならない。
それをひとりひとりの激しいプレスで、守備意識の強化で補おうということで、
そのための意識付けや練習をやってきたに違いない。
ただ、まだ準備期間が少なかったことも合って、それほど有効に機能していたとは言いがたい。

序盤はあの北朝鮮に対してボールに対する出足の良さを見せて優位に立ったが
前半半ば過ぎから押し込まれると盛り返せない。
一対一で負けるシーンが多く、相手の攻撃を跳ね返すのは最終局面まで持ち込まれてから。
苦し紛れのクリアが続いた。

攻撃面でもスピーディなパスワークも見られたが、ミスも多かった。
3点のうち2点はセットプレイだし、澤の決勝点はすごいゴールだけに、
意図した攻撃の成果とはいい難い。

しかし何はともあれ勝った。
初制覇に向けて、次はどんな戦いを見せてくれるのか。

くさびの受け役 [ 日本代表 ]

東アジア選手権日本対北朝鮮は1-1の引き分け。
TBSの放送を録画で観た。

ほぼ2軍の日本。
失点はもちろん重要な課題だが、もっと重大なのは
ほとんどチャンスを作れなかった攻撃だろう。

いつもなら縦の動きの多い攻撃が、横方向が多かった。
FWへのくさびを多用して攻撃の第一歩とするには、
当たり前だがくさびをキープ出来て確実に味方へつなげられるFWが必須である。

もともとそういうタイプのFWが日本にはあまりいないこともあって
岡田監督下の日本代表において高原の存在は
必要欠くべからざるものだったが、今大会には招集されず。

代わりの田代起用だったはずだが、数回いいプレーを見せるもそれだけにとどまった。
もちろん周囲との連携もあるので田代ひとりのせいではない。
しかし、無茶苦茶体の強いチョンテセを1トップで有効に使った北朝鮮との差が際立つ結果に。

次は前田がポスト役で先発するかも知れない。



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